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位相ズレほぼ無し!自然なステレオ感を簡単GET! Fuse Audio Labs『OCELOT Upmixer』

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■ごきげんポイント

  • 操作が簡単
  • 感覚的に使いやすい
  • 過度に広がらないのでバランスを壊さない

■いまいちポイント

  • プリセットはない

いきなりですが、手持ちのーとしては一番位相が壊れ(Correlation Meter がマイナス値になら)なかったです。

いろいろこねくり回しましたが、なっても一瞬 -0.1 程度でした。

毎回メーター見ながら使わなくてよいというのは楽ですよね。

案外こういうのがストレスなく使えてよいと思います。

開発したのは、いままでもいい感じの製品を出している『』です。

以下マニュアルに記載されている主なパラメーターの説明を示します。

  • Tune: ステレオ拡散のスペクトル解像度を設定します。低音にエネルギーが集中しているソースには低い周波数、ミッドヘビーな信号やフルミックスには高い値が適しています。 (40..400 Hz)
  • Diffuse: 追加のスペクトル拡散を有効または無効にします。有効にすると、ステレオイメージの大部分が中央に集中しやすくなり、通常、より自然でバランスの取れた結果が得られます。 (Off/On)
  • High Pass: ハイパスフィルターのカットオフ周波数を設定します。設定された周波数以下の信号はモノラルのままになり、低域での位相の問題に対処するのに役立ちます。 (Off/20 Hz..1 kHz)
  • High Pass In: サイド信号に適用されるハイパスフィルターを有効または無効にします。 (Off/On)
  • Low Pass: ローパスフィルターのカットオフ周波数を設定します。設定された周波数以上の信号はモノラルのままになります。ソース信号によっては、高周波をモノラルのままにすることが、より自然なサウンドを得るのに役立ちます。 (1 kHz..20 kHz/Off)
  • Low Pass In: サイド信号に適用されるローパスフィルターを有効または無効にします。 (Off/On)
  • Width: ステレオイメージの幅を設定します。0%はモノラル、200%は最大のステレオ幅です。ステレオ幅を狭くすると、位相の問題を打ち消すのに役立つことがあります。 (0..200%)
  • Swap L/R: 出力信号のLチャンネルとRチャンネルを入れ替えます。 (Off/On)

また、メーター機能として以下のものがあります。

  • RMS / PPM Levels: 出力信号のRMSレベルとピークレベルをLUFSで表示します。ピークホールドタイムは1秒です。 (-30..0 LUFS)
  • Vector ScopeCorrelation Meter

位相ずれが起こる場合は、Widthを狭くするか、Diffuse機能を有効にするか、High Pass周波数を上げることで対処できる可能性があると書いてありました。

パラメーターが少なく、冒頭動画のように超感覚的に使えます。

ハイパスで低音をモノラルにするだけでなく、ローパスがついているのもあまりないと思います。

ハイミッドを広げたいのに全体的に膨らんで、取り扱いに困るというのも避けられ、より自然に聞こえる設定が可能です。

負荷もそれほど高くないので、必要なトラックに複数インサートできると思います。

とにかく手軽に自然に使える、初心者から上級者にまで進められる製品だと思いました。

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