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■ごきげんポイント
- モバイル環境でアイデアを素早く形にできる
- 豊富な内蔵シンセが即戦力になる
- Ableton Live形式でのエクスポートに対応し、Ableton Live、Bitwigとの連携が容易
- エクスポートしたデータはAbleton Live、Bitwigのクリップとして活用可能
■いまいちポイント
KORG Gadget 3 は、iPhone/iPadで本格的なダンスミュージックの制作を可能にする強力なツールです!
モバイルということで簡易なDAWかと思いきや、想像もつかないほどの奥深さを秘めています。
さらに、Ableton Live プロジェクトでエクスポート出来るので、Ableton Live および Bitwig ユーザーにとっては、制作の幅を広げる魅力的な選択肢となるでしょう。
iOS版はだいぶ以前から遊んでいたのですが、今回『KORG Gadget 3for Plugins』を入手し、PCでも利用できるようになったのでレビューをしたいと思います!
まず、『KORG Gadget 3for Plugins』は簡単に言うとガジェットと呼ばれるシンセサイザーのバンドル製品です。
全Gadgetのリストは公式にあるのでそちらを参照してください。(40種類以上のガジェットがあります)
iOSまたはMac用の KORG Gadget 3/KORG Gadget 3 for Mac はガジェットを内蔵音源としたDAWになりますが、『KORG Gadget 3for Plugins』はガジェットをVSTi/AUとして使えるようにします。

ですので、iOSの KORG Gadget 3 で曲を作成し、Ableton Live プロジェクト形式でエクスポート、Ableton Live/Bitwigにインポートすると、ガジェットの設定も引き継いで、ほぼそのまま作業を再開できるというわけです。

ふと生まれたアイデアを場所を選ばずにiPhoneに入力、帰宅後にPCでブラッシュアップという流れは非常に今風ではないでしょうか。
移動中や休憩時間、ちょっとした空き時間も作曲に充てられるし、気分転換に場所を変えて作業することで、新たなインスピレーションを得られる可能性も広がります。
エクスポート時に、ノートの強弱やパン、Gadgetのパラメーターまで引き継がれるのは言うまでもありません。
もちろん、本来の音源としても完成度が高いので、既存のトラックにVSTiとして使用できます。
逆向きに、Ableton Live や Bitwig で編集したデータをKORG Gadget 3 にインポートできないのがちょっと残念です。
作業の続きを電車の中で!
というときもあるでしょうが、それは出来ない感じです。
まぁ、その辺を差し引いても、KORG Gadget 3 は制作活動を強力にサポートしてくれる、頼れる存在となるでしょう。
Ableton Live Project のエクスポート方法
エクスポートを選択

Ableton Live Project を選択

VST または AU を選択(ビットレートやサンプリングレートも自分の環境に合わせて選択)

上の項で出力先を Dropbox にすれば、Dropbox 配下の KORG Gadget フォルダにファイルができる

あとは Ableton Live または Bitwig で開いてください。
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