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■ごきげんポイント
- 簡単に3D音響ができる
- ステレオDAWでも3Dミックスができる
■いまいちポイント
- クリックしても反応しなくなる
- ノブの位置が初期値に戻ることがある(値はそのまま)
- しまいに落ちる…
ステレオDAWでの設定を簡単に説明します。
まず、FxトラックなどにSpacelabをインサートします。
次に各トラックにBeamを挿します。

各トラックのSendをFxトラックにします。

Spacelabの方でBeamの数分Sourceを追加します。

追加したSourceの歯車マークからセットアップウィンドウを出し、Inputのドロップダウンから入力したいBeam Nameを選択する。
この時、下のカラーリボンから色も変えておくと後で分かりやすいです。

中央のノブで音源の位置を調整します。

以上です。
パラメーターが多くて、その機能もパッとは分からなかったので整理、翻訳しました。
画面の上部と下部、そして下部の各タブごとに整理しています。
上部 (主なリバーブパラメーター)

- ROOM CHARACTER (ルームキャラクター)
- Room Dimensions (部屋の寸法) (長さ、幅、高さ)
- Complexity (複雑度) (リバーブ生成マトリクスのサイズ)
- MODULATE (モジュレーション)
- Frequency (周波数) (モジュレーションの速さ)
- Amplitude (振幅) (モジュレーションの深さ)
- Enable (有効) (モジュレーション機能のオン/オフ)
- TAIL (テール)
- Reverb Time (リバーブタイム) (全体)
- Enable (有効) (リバーブテールのオン/オフ)
- EQUALIZER (イコライザー)
- 9-band graphic equalizer (9バンドグラフィックイコライザー) (リバーブテールの音質調整)
- MIXING (ミキシング)
- Pre-Delay (プリディレイ)
- Dry/Wet (ドライ/ウェット)
- Wet Gain (ウェットゲイン)
- Wet (ウェット) (ウェット信号のオン/オフ)
- Dry (ドライ) (ドライ信号のオン/オフ)
下部 (タブと出力セクション)

- Room Character タブ
- Density (密度) (拡散の追加レベル)
- Mat.Seed (マトリクスシード) (拡散アルゴリズムの選択 – 上部にも存在)
- Room Modes (ルームモード) (部屋の共鳴のシミュレーション オン/オフ – 上部にも存在)
- Diffuse Earlies (初期反射の拡散) (初期反射の空間的な広がり オン/オフ)
- Reverb Time (リバーブタイム) (9バンド) (周波数帯域ごとのリバーブタイム調整)

- Spatial EQ タブ
- 8 Direction Knobs (8方向ノブ) (8方向のリバーブ音量調整)
- All Knob (オールノブ) (全方向の同時調整)
- Band Selection (バンド選択) (調整する周波数帯域の選択)
- Overwrite (上書き) (ノブ操作による値の上書き オン/オフ)
- Reset Button (リセットボタン) (全方向・全バンドのEQリセット)

- Object Rendering タブ
- Individual Earlies (個別アーリーリフレクション) (個別計算される初期反射の割合)
- Direction Focus (方向フォーカス) (初期反射の方向性の強調)
- Distance Gain Dry (距離によるドライ音量減衰)
- Distance Gain Wet (距離によるウェット音量変化)
- Distance Spread Radius (距離による広がり半径)
- Distance Spread Curve (距離による広がりカーブ)
- Distance Delay (距離による遅延) (距離によるドライ音の遅延 オン/オフ)

- Snapshots タブ
- Snapshot List (スナップショットリスト) (保存されたスナップショットの一覧)
- Insert Snapshot Button (スナップショット挿入ボタン)
- Add Snapshot Button (スナップショット追加ボタン)
- Copy From Here Button (ここからコピーボタン)
- Snapshot Name Field (スナップショット名フィールド)
- Snapshots Selector Button (スナップショットセレクターボタン) (オートメーション用)

- Automation タブ
- Lane Group List (レーングループリスト) (オートメーションレーングループの一覧)
- Add Lane Group Button (レーングループ追加ボタン)
- Remove Lane Group Button (レーングループ削除ボタン)
- Setup Button (セットアップボタン) (レーングループの設定ダイアログを開く)

- Speaker Layout Editor タブ
- Speaker Layout Presets Selector (スピーカーレイアウトプリセットセレクター)
- Save Layout Button (レイアウト保存ボタン)
- Load Layout Button (レイアウトロードボタン)
- Open Layout Folder Button (レイアウトフォルダーを開くボタン)
- Amount of Channels (チャンネル数)
- Spatial Grid (空間グリッド) (半球/全天球の選択)
- Channel List (チャンネルリスト) (名前、位置、LFE指定、スキップ設定)
- Output Section (出力セクション)
- Output Format (出力フォーマット) (スピーカーレイアウトの選択)
- Binaural (バイノーラル) (バイノーラルリスニングのオン/オフと特性選択)
- Classic Mode Switch (クラシックモードスイッチ) (オブジェクトベース機能を隠す)
かなりパラメーター多いですねぇ…
リバーブとしてはDAW付属のものと同じくらいかなと感じました。
LiquidsonicやRelabの方が自然な響きに思います。
最後に、めちゃくちゃ負荷高いのかと思いましたが、それほどでもありませんでした。
ソースの数を10個くらいまで増やしましたが、値は変わらなかったです。


新しい技術を遊べるという点ではいいですが、お試しというには少々高額かもしれません。
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