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■ごきげんポイント
- 視認性が良く分かりやすい
- 必要な情報が揃っている
■いまいちポイント
- 特に文句ないです
MAATのラウドネスメーターとL/RおよびM/Sモニターコントロールツールです。
非常に見やすく、便利なのでご紹介したいと思います。
DRMeter MKIIの概要、各部の説明、基本的な使い方
DRMeter MKIIは、音楽制作者やオーディオ/マスタリングエンジニアのために設計された包括的なラウドネスメータープラグインです。
主な機能
- 各種ラウドネス測定規格(ITU BS 1770、EBU R 128、ATSC A/85)に準拠。
- 統合DRi(ダイナミックレンジ)測定機能を搭載。
- チャンネル別のラウドネス傾向とイベントを表示する、クラシックなL/Rメーターを搭載。
- 現在のダイナミック密度とターゲットラウドネスを比較するDynamic Deviation™機能を搭載。
インターフェース
以下の部分を押さえておくといいですよ。
- ピークメーター(True Peak):左右チャンネルの外側の細いメーターです。最大True Peak値を0.1dBの分解能で表示します。設定したTrue Peak Thresholdを超えると、数値が赤で表示されます。(上画像では0.5に設定)
- ラウドネスバーグラフ:左右チャンネルの太いメーターです。RMS、Momentary LoudnessまたはShort-term Loudnessの値を視覚的に表示します。右下の「L-MODE」ボタンで切り替えます。
- ダイナミックレンジバーグラフ:右上の「D-MODE」ボタンで切り替え可能なDR、PSR、LRAの値を視覚的に表示します。DRモードでは、ダイナミックレンジバーの色が、緑(適切なダイナミック密度)、オレンジ(中程度の密度)、赤(過度に圧縮されたダイナミック密度)に変化します。
- Dynamic Deviationディスプレイ:設定したダイナミックマージンに対する、現在のダイナミック密度の正または負の差を表示します。
推奨設定
マニュアルにあるFriedemann Tischmeyer氏の推奨設定です。
ターゲットラウドネスを設定する:背面パネルまたはフロントUIのハンドルを使用して、ターゲットラウドネスを設定します。
以下を設定する:背面パネルまたはフロントUIから以下推奨設定をします。
- 中央のバーグラフ: 常にDRモードを使用し、LINKを有効にする。
- True Peak Threshold: プロジェクトや配信先に応じて設定する。
- 統合測定: LUFSiモードを使用する。
- ラウドネスメーター: Short-term Loudnessモードを常にオンにする。
- スケール参照: 常に絶対スケールを使用する。
- ピークメーター: True Peakモードを常にオンにする。
あとはDynamic Deviationがマイナスにならないようにしながら、曲にあったDR値になるようマスタリングします。
DRの目安
DR値のデーターベースがあるので参考にするといいと思います。
2BC multiCORRの概要、各部の説明、基本的な使い方
2BC multiCORRは、バランスとコリレーションの計測機能を搭載した、ステレオマスターバス用のL/RおよびM/Sモニターコントロールツールです。
主な機能
2BC multiCORRは、ミキシングやマスタリングにおいて、バランス、位相、モノラル再生時の問題などを確認するための強力なツールです。
特に、ステレオイメージを重視した現代の音楽制作において、位相問題のチェックは重要であり、2BC multiCORRはそれを容易にするための機能を備えています。
インターフェース
画像上から以下のようになっています。
- ステレオ相関メーター:
- 左右チャンネルの位相関係を表示します。
- モノラル再生時の位相キャンセルの可能性を示します。
- 緑は同相、赤は位相ずれを示します。
- マルチバンド相関メーター:
- 32バンドに分割された相関メーターで、周波数帯域ごとの位相関係を確認できます。
- 位相キャンセルが発生している周波数帯域を特定できます。
- 低域から高域まで、どの帯域で位相問題が発生しているかを把握できます。
- L/Rバランスメーター:
- 左右チャンネルのバランスを表示します。
- バランスのずれを視覚的に確認し、調整することができます。
- R128ラウドネスメーターでは確認できない左右のバランスを確認できます。
- ブルー:左に偏っている
- オレンジ:右に偏っている
- グリーン:センターに定位している
- モニターコントロール:
- L/Rフリップ: 左右チャンネルを入れ替えます。
- ソロモード: 左チャンネルのみ、右チャンネルのみ、モノラル、DIFF(差分)のソロ再生ができます。
まとめ
どちらも見やすく高精度のアナライザーなのでお勧めです。
アナライザーも各社出していて、思いつくだけでも以下のように多々あります。
そんな中でも分かりやすくて、自分は好きですね!
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