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SSL Fusionプラグインバンドルは、Solid State LogicのアナログアウトボードプロセッサであるSSL Fusionのデジタルエミュレーションです。
SSL Fusionプラグインバンドルには以下5つのプラグインが含まれています。
- Violet EQ: 2バンドのシェルビングEQで、音楽的で直感的な操作が可能。
- HF Compressor: 高周波をターゲットにしたコンプレッサーで、音の丸みを強調。
- Stereo Image: ステレオイメージを調整し、空間の深みを追加。
- Vintage Drive: ハーモニックサチュレーションを提供し、アナログのフィーリングを追加。
- Transformer: アナログトランスフォーマーの特性を再現し、音に厚みを追加。
今回は製品毎ではなく、観点毎に見ていきたいと思います。
周波数特性
下図はプラグインを起動した状態なので、当然パラメーターを触れば変わってきます。
ですが、初期の特性を引きずっていくので、製品の個性を見ることが出来るのではないでしょうか。
Violet EQでは微妙にですがハイが上がおり、それで明るくなったように感じるのかもしれません。
また、このハイ上がりのカーブのままシェルフで上下します。
HF Compressorはチルトっぽい感じになっています。
こういうカーブになるコンプは初めて見ましたねぇ。
Stereo Imageはパラメーターを変えてもフラットだったので飛ばします。
Vintage DriveはInputの量で大分変りますが、ローがブーストされています。
Transformerは初期でShineが100なので、高音がブーストされています。
歪み
Violet EQはほとんど歪みませんでした。
HF Compressorは少し奇数倍音優位で、高音に多く歪みが出ていますね。
Vintage Driveはほぼ均一に倍音出ています。
これはこれであまり見たことない感じかもしれないですね。
Transformerは高音をシェルフで持ち上げ、低音を歪ませるんですねぇ。
そうするとこの感じで音に艶を出せるんでしょうか。
負荷
負荷については以下の通りです。
薄い青がノーマル、濃い青がエコモードになります。
ノーマルだと結構負荷が高いので、トラックに挿すならエコモードで運用がいいのではないでしょうか。
まとめ
どれも上品な掛かり具合なので、音の感じを壊さず色付けができるように感じました。
個人的にはTransformerが一番おもしろいと思ってます。
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