購入はこちら
■ごきげんポイント
- Stems の分離制度が高い
- 分離したトラックをそのまま編集できる
■いまいちポイント
- 多機能な分使いこなすには期間が必要
おぉ~、これはすごい。
MelodyneとRXのMusic Rebalanceを混ぜた感じのアプリになってます。
Music Rebalanceのように2mixからStemsに分離できて、
分離されたサウンドはMelodyneで読み込んだようにノート毎に編集可能という感じ。
以下のようにボーカルの分離において3っつの中では一番きれいに抜き出せているかなと思います。
※設定はソフト起動時のデフォルト状態
RipX DAW Pro
RX 11
SpectraLayers Pro 9
もちろん曲によったり、パートによって各ソフトの得手不得手はあります。
ですが、今回テストに使ったこの曲に関して、特にボーカルはお聞きの通りです。
マッシュアップに使いたいならこれはかなりお勧め。
範囲選択すると下にツールバーが出ます。
そして、マウスオーバーすると機能名が表示されます。
左からHarmonyはハモリ自動作成、ビブラート、フラット化、音量、リバーブです。
右クリックすると以下のメニューも出てきます。
和音も個別に判定するので、ギターやピアノのミスタッチもなおすことができるんですよ。
Melodyne Editor にもある機能ですね。
また、選択した音の倍音成分までコントロールできます。
画像が分かり憎いですが、オレンジの部分が右側オレンジの丸の中で細くなっている部分、
これが左のオレンジの棒の間になっています。
ここで余計な成分を削ることで、ノイズ除去もできます。
ChorusとDelayもすぐ便利です。
ただ、Chordはもう少し設定出来て欲しいです。
いきなり3音ぐらい追加されるんですよ。
これはやりすぎ…
そんな時はHarmonyでできるのですが、こちらもなんか勝手に音が決まってしまうんですよね。
設定変えられるのかなぁ…
マニュアルもパッと見書いてなくて、NotebookLM使って機能検索してみるしかないかな~
ボーカルトラックをコピーすれば当然自由にハモリを変えられますが、
慣れの問題かなぁ~ Melodyneのほうが楽に感じます。
この点では今乗り換えたい気分にまったくならないです。
その他、音声部分を選択してのノイズ除去もあるので(Proのみ)かなり細かい処理ができます。
エフェクト系でもう一つ残念なのはサードパーティーのプラグインは使えなそう。
ただ、RipX DAW を他のDAW内にプラグインとして動かせばいいみたいです。
設定がうまくいかずこのレビュー時に試せていないのでごめんなさい。
さて、RipX DAWをどんな人が使うのかなぁ。
と、私なりに考えると、
RX と SpectraLayer、Melodyne に Auto-Tune を所有していて使い分けてるような人は、
あるとさらに別角度から音をいじれると思います。
2mixから分離、ポストプロダクションで周りの音と分離してから、
そのまま細かい編集やエフェクトが掛けられるのは使い勝手がいいのではないでしょうか。
あと、マッシュアップしたいDJ系の人には低下分の勝ちはあると思いました。
この手のアプリを初めて買うなら、価格が半端なく高いですが、
情報も多いRXとMelodyneをおすすめします。
自分は乗り換えないと思うので。
向き不向き、使う場面に応じて選択するのが良いと思います。
出来ることがはまれば強力なソフトなのは間違いないです。
購入はこちら↓↓↓