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■ごきげんポイント
- 選択式のパラメータで、簡単に色が選べる
- 2 in 1 なので多彩な音作りができる
- ノブの効きが良いので結構音が変化するのは良し悪し(いまいちポイントにもなる)
■いまいちポイント
- 正常にオーソライズされたかな?
クリッパーの個性について、まだ話ができるほどに自分の中で落とし込めていないです。
でも、これだけ製品が出て、まとめサイトもできるんだから、
自分も使いこなせるようになりたいなぁ。
と思っています。
今回レビューする『DualClip』は、
下のリンク先でクリッパーの特集していて、取り上げられていた製品です。
2023年は違う7つの製品が紹介されていたのですが、
更新されて『DualClip』が取り上げられました。
(「リンク先で紹介されてます」が混乱を招かぬように執筆時点の目次を載せておきます)
自分の備忘的に、その他にもクリッパー特集しているサイトを載せておきます。
あまり定番というものがない感じで、もうどれがいいかわからんですねww
では、気を取り直して触っていきたいと思いますが、その前にもう一つ。
マニュアルの在りかが分からず探したので、紹介しておきます。
Plugin Boutiqueの「マイアカウント」を開き、下図のところです。
製品から飛べるようにしてくれればいいなと思います。
各ノブやパラメータについて、マニュアルからの抜粋です。
DualClipの各ノブの働きについて
カラーセクション
- 1番目のアイコン: 色付けをバイパスします。
- 2番目のアイコン: オーディオに温かみを追加します。
- 3番目のアイコン: オーディオをクリーンな方法で色付けします。
- 4番目のアイコン: オーディオに明るさを追加します。
トランジェントセクション
- 1番目のアイコン: トランジェント処理をバイパスします。
- 2番目のアイコン: 低域のトランジェントを強調します。
- 3番目のアイコン: 中域のトランジェントを強調します。
- 4番目のアイコン: 高域のトランジェントを強調します。
ソフトクリッパーセクション
- Drive: オーディオにドライブを追加します。
- Curve: クリッパーのバイアスを変更して、高域または低域を強調します。
- Smooth: クリッパーバンドのリリースタイムを増やし、ドライブをスムーズにすることで、クリッパーのスムーズさを向上させます。
- Mix: ドライ信号とウェット信号のミックスを調整します。
ハードクリッパーセクション
- Crush: より aggressive な音響破壊のために、信号にビットクラッシングスタイルのエフェクトを追加します。
- Breach: トランジェントがクリッパーを影響を受けずに通過できるようにします。
- Soften: ハードクリッパーのシングルバンドを柔らかくし、クラッシュエフェクトを柔らかくします。
- Mix: ドライ信号とウェット信号のミックスを調整します。
その他のコントロール
ユーザーマニュアルより
- First Line: ビルトインのブリックウォールリミッターによって信号に適用されるゲインリダクションの量を示します。
- Ceiling Handle: ビルトインのブリックウォールリミッターの天井レベルを dB 単位で調整します。
- Grey Waveform: 入力信号のピークを表示します。
- Yellow Waveform: 出力信号のピークを表示します。その形状は、信号に適用されるクリッピングの量を表示するように変化します。
- In: 入力レベルを dB 単位で調整します。
- Out: 出力レベルを dB 単位で調整します。
他のクリッパーではスレッショルドやニーという単語をよく見るのですが、
『DualClip』にはありませんね。
そのあたりはグラフィカルに表示されないようです。
Ceiling を設定したら、
「あとはノブを回して好きな歪みや空気感を作っておくれ」
というスタンスということでしょうか。
音源に挿してみてなのですが、自分には使い所が難しい印象でした。
まず、結構色付けが濃い製品だと感じます。
そのため、マスターに挿すには合うあわないが激しいです。
語彙が少なく申し訳ないのですが、極論「汚すために使うツール」と言う感じです。
ドライブもビットクラッシュも出来るので、
その役割で使うなら効率いい場合もあるかもしれません。
トラックには、負荷の問題で使わないかなと。
Clipper って高負荷のものも結構あるのですが、
まぁ、これもそれなりの負荷ですね。
こちらで比較しているので参考にしてみてください。
そんなわけで、使い所が見つけられないでいます。
最後に、突然「オーソライズしてください」画面が出ることがあるんですよね。
シリアルいれると「オーソライズしました、DAWを再起動してね」と出はするのですが、
またオーソライズを求められたり…
音が切れたりはしないようですが、安心して作業はできないです。
一定時間ではないから原因究明が出来ず、メーカーに確認します。
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