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■ごきげんポイント
- 大音量(公称値 最大70dB)の圧縮をしても汚くならない
- 音楽だけでなく映像用にも使える(もともとポスプロ向けに開発)
- シンプルパラメータ
■いまいちポイント
- アナライザでは説明できない
『PSP Flare』の内容見ていたら、最近だと sonnox のVOCA だとやりすぎちゃうVoにどうかなぁ?
と思って興味湧いたので触ってみました。
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結果から言うと、簡単操作で仕事をしてくれる印象。
メーカー動画で効果が分かりやすかったので。
おじさんがしゃべるのを『PSP Flare』と他のコンプで比較しています。
その部分から始まりますので見てください。
自動でゲインを上げないから、オートボリュームというわけではないですが、
あまり難しく考えず、それなりに均せるのでいい感じです。
今後もっと検証はいると思ってますが期待が持てます。
各パラメーターはおおむね一般的と思うので、
自分が調べたところだけ。
OUT のところを見ていただいて、
バーの先端に残っている部分がPeak、バー自体がRMSになってます。
(よくある感じ)
また、G.R.ですが、中央太いバーがコンプ、
両脇の細い線がリミッターのG.R.になってます。
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LookAheadノブは、アタックタイムから先読みする時間の割合を設定するようです。
たとえば、LookAheadノブが50%に設定されている場合、
アタックタイムの半分だけ先読みします。
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auto release ボタンを有効にしてもリリーススライダーは有効で、リリースタイムは変化します。
(マニュアルには
「正確なリリースタイムは、処理されるオーディオのコンテキストで常に変更されます」
とも書かれていますが、ちょっと???)
auto makeup ボタンを有効にしてもメイクアップスライダーは有効で、
autoで設定されたゲインにスライダー分を追加すると記されており、要注意です。
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それと、ちょっと謎挙動があったので報告。
Knee はソフトニーですが、圧縮後の音量がマイナスになってますねww
測定方法が今までのやり方ではだめなのか?
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音量上げてコンプのかかる位置を変えるとよりはっきり。
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それと、バンバントラックに挿すには重い感じですね…
まぁ、Voトラックに使うくらいならいけるかなぁ。
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気になるところをピックアップしたので、ちょっと印象悪くなっちゃったかもしれません。
ですが、全体的には好印象です。
オートゲインだとやりすぎ、でもコンプ掛けても音量差が気になる場面、結構あります。
それが、メーカー動画のように均せるなら、かなり優れものです。
音響心理学的なアプローチとかはよく分からないのですが、
あまり細かいことを気にせず使える感じなのもうれしいです。
扱いづらいボーカルデータが来たら、率先して使ってみて、
自分のコンプリストに加わるか、試していきたいと思います。
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