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![](https://i0.wp.com/www.hiropon.jp/wp-content/uploads/2024/06/image-70.png?resize=781%2C646&ssl=1)
■ごきげんポイント
- 大音量(公称値 最大70dB)の圧縮をしても汚くならない
- 音楽だけでなく映像用にも使える(もともとポスプロ向けに開発)
- シンプルパラメータ
■いまいちポイント
- アナライザでは説明できない
『PSP Flare』の内容見ていたら、最近だと sonnox のVOCA だとやりすぎちゃうVoにどうかなぁ?
と思って興味湧いたので触ってみました。
![](https://i0.wp.com/www.hiropon.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-1.png?resize=320%2C198&ssl=1)
![](https://www.pluginboutique.com//system/resources/srcs/000/102/767/player/1_plugin_boutique.jpg?1693311731)
結果から言うと、簡単操作で仕事をしてくれる印象。
メーカー動画で効果が分かりやすかったので。
おじさんがしゃべるのを『PSP Flare』と他のコンプで比較しています。
その部分から始まりますので見てください。
自動でゲインを上げないから、オートボリュームというわけではないですが、
あまり難しく考えず、それなりに均せるのでいい感じです。
今後もっと検証はいると思ってますが期待が持てます。
各パラメーターはおおむね一般的と思うので、
自分が調べたところだけ。
OUT のところを見ていただいて、
バーの先端に残っている部分がPeak、バー自体がRMSになってます。
(よくある感じ)
また、G.R.ですが、中央太いバーがコンプ、
両脇の細い線がリミッターのG.R.になってます。
![](https://i0.wp.com/www.hiropon.jp/wp-content/uploads/2024/06/image-79.png?resize=270%2C191&ssl=1)
LookAheadノブは、アタックタイムから先読みする時間の割合を設定するようです。
たとえば、LookAheadノブが50%に設定されている場合、
アタックタイムの半分だけ先読みします。
![](https://i0.wp.com/www.hiropon.jp/wp-content/uploads/2024/06/image-80.png?resize=129%2C105&ssl=1)
auto release ボタンを有効にしてもリリーススライダーは有効で、リリースタイムは変化します。
(マニュアルには
「正確なリリースタイムは、処理されるオーディオのコンテキストで常に変更されます」
とも書かれていますが、ちょっと???)
auto makeup ボタンを有効にしてもメイクアップスライダーは有効で、
autoで設定されたゲインにスライダー分を追加すると記されており、要注意です。
![](https://i0.wp.com/www.hiropon.jp/wp-content/uploads/2024/06/image-81.png?resize=67%2C66&ssl=1)
それと、ちょっと謎挙動があったので報告。
Knee はソフトニーですが、圧縮後の音量がマイナスになってますねww
測定方法が今までのやり方ではだめなのか?
![](https://i0.wp.com/www.hiropon.jp/wp-content/uploads/2024/06/image-69.png?resize=1024%2C800&ssl=1)
音量上げてコンプのかかる位置を変えるとよりはっきり。
![](https://i0.wp.com/www.hiropon.jp/wp-content/uploads/2024/06/image-72.png?resize=1024%2C794&ssl=1)
それと、バンバントラックに挿すには重い感じですね…
まぁ、Voトラックに使うくらいならいけるかなぁ。
![](https://i0.wp.com/www.hiropon.jp/wp-content/uploads/2024/06/image-71.png?resize=1024%2C798&ssl=1)
気になるところをピックアップしたので、ちょっと印象悪くなっちゃったかもしれません。
ですが、全体的には好印象です。
オートゲインだとやりすぎ、でもコンプ掛けても音量差が気になる場面、結構あります。
それが、メーカー動画のように均せるなら、かなり優れものです。
音響心理学的なアプローチとかはよく分からないのですが、
あまり細かいことを気にせず使える感じなのもうれしいです。
扱いづらいボーカルデータが来たら、率先して使ってみて、
自分のコンプリストに加わるか、試していきたいと思います。
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