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見た目以上に自由にサウンドメイクできる リズム音源 Forever 89『Visco』

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■ごきげんポイント

  • 意識的に作らない音に出会える
  • サウンドメイク以外は手堅く使いやすい作り
  • モジュレーション含めた音作りの幅が広い

■いまいちポイント

  • 狙った音は作りにくい。と思う

※ライセンスファイルを、フォルダ名に2バイト文字が使われているフォルダに保存すると、ライセンス認証がうまくいきません。ご注意ください。

独特な音作りのUIを持った音源ではないでしょうか。

中央のスライムのようなもの、
素直に”blob((どろっとした液体の)しずく、かたまり、しみ の意)”
と呼んでいるようですが、これを掴んだり、引っ張ったり、押したりして音を作ります。

軸のメモリに数値もないので、耳と感覚で自由にサウンドメイクしていきます。

動きが独特なので、思いがけない音が出来て面白いですよ。

このサウンドメイク以外の部分は素直でわかりやすく、
また自由度の高さから、こだわりと使い勝手への配慮を感じました。

シーケンスタブでタイミングとベロシティを設定します。

こういうシンプルさがリズム音源には向いている、と個人的大賛成です。

Loose ~ の項目で揺らぎも出せるので、自然なニュアンスを持たせることも出来ます。

一方 MODULATE はかなり多彩にいじれるんですよ。

エンベロープフィルター 4基、LFO 4基あり、多重掛けも可能です。

1スロットで複数ターゲットが選択できない、スロット数は8スロットまでという制約はありますが、
それでも十分オリジナリティあふれる音が作成できると思います。

ターゲットはほとんどのパラメータが対象になってますね。

MIXタブはこんな感じ。

バーの方が分かりやすい人多いのでしょうか?

私は普通にロータリーノブがいいなと思っちゃいました。

FXは Send と Main があり、種類は上下画像の通りとなってます。

グローバルパラメーターもあります。

プリセットはこれで全部みたいですね。

右上にはランダムボタンもあります。

正直、見た目でちょっと期待しておらず、価格もそれなりにするので、
あまりお勧めしにくいのかなぁ~

とか思いつつ始めたのですが、これは面白く、
特徴もあったので楽しくサクサクレビューできました。

ものすごく好印象!ww

音の自由度が高い分、使う人次第な部分はありますが、
主音源としてはもちろん、レイヤー用にもアクセント用にも使える音源だなと思います。

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