事前に多少準備をしたとはいえ、1分以内にイコライジングが終わる驚異のスピード!
使い方も簡単で、作業効率を大きく上げます。
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■ごきげんポイント
- とにかく早い
- 手軽に一般的に良い感じになる
- EQing の参考になる(学ぶことは多い)
■いまいちポイント
- 数値がちょいちょい小さい
Mixする複数トラックにインサートし、Learn ボタンを押すだけで、
クリアで聞きやすいサウンドに調整してくれる AI 搭載 EQ です。
手順は冒頭の動画の通りですが、非常に簡単と思います。
前バージョンをアンインストールしてしまったので比較できませんが、
ダイナミックEQ 機能も追加されたのかな?より細かな調整ができるようになりました。
前のバージョンと比較すると、GUI が直感的にわかりやすくなったように感じます。
とても素早く、聞きやすいイコライジングをしてくれるので、
非常に魅力的だと思います。
時短ができるし、設定の参考にもなります。
AI を使えば smart:EQ 4 が学んだ「よい音」にしようとするので、
似た傾向の仕上がりになるのは当然です。
それを参考に、EQ の設定を学んだり、
選択肢の一つとするのはとても意味ある事じゃないでしょうか。
自分が設定した音作り用の EQ に対し、前に入れて先に整地するのか、
後に入れて作った音を全体になじませるのか、という使い方もできます。
時短のためだけでなく、そういう参考ツールとしてもいいんじゃないかなぁ。
AI EQ(Mix支援)はiZotope Neutron がありますが、
smart:EQ 4 は EQ 単機能なのでシンプルであり分かりやすいと思います。
逆に、Neutron は All in One で統合的ですね。
どちらを選ぶかは多分に好みのような気がして難しいです。
非常に個人的には、Neutron の使い勝手がいまいちと感じているのでw
自分は smart:EQ 4 かなと思います。
smart:EQ 4 をFabFilter Pro-Q 3 と比較すると、
比べちゃいけない感じですが、不便は多いです。
ショートカットは画像にある通りで、
Q ポイントの設定はウインドウと画面中央下に表示されます。
ウインドウ内の数字をマウスで上下すると、値を変えれるEQ多いですが、
なぜかsmart:EQ 4 は出来ない項目があります。
例えばゲイン(db)ですが、ウインドウ内は変わらないので、
ポイントをドラッグするか、画面下で変更します。
画面下の数値をマウスで上下することで、各種パラメータを変えられるのですが、
この表示がちょっと小さくて自分には見づらいかも。
使い勝手は慣れや好みがありますが、他の多くの製品でできることができないと、
ちょっとしたストレスになるのは事実ですね。
ただ、smart:EQ 4 を通常のスタティック(またはダイナミック)EQとして使うことは少なく、
AI EQ として使うので、そういうものと割り切れば問題ないと思います。
得られる恩恵の方が大きいと感じるので。
smart:EQ 4 はけして安価な EQ ではないですが、
道具として使うだけでなく、自分の向上にも役立つと考えれば、
そこまで高額な製品でもないtんじゃないですかねぇ。
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