Black Rooster Audio のコンプレッサーです。
VTC-2 ヴィンテージ チューブ コンプレッサーで音のルネッサンスを体験し、あなたの音楽の旅を再定義する豊かで甘美なヴィンテージ サウンドを作品に吹き込みましょう。
と紹介するくらい、メーカーさんとしては、
レトロ感を売りにしています。
もう少し引用すると、以下年代がシミュレートされているみたいです。
VTC-2 は、50 年代から 70 年代の有名な真空管レベリング アンプを忠実にモデル化しながらも、その核心は Black Rooster Audio オリジナルのプラグインのままです。
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■ごきげんポイント
- 謎にアナログっぽい
- UI が渋カッコいい!
■いまいちポイント
- トラックに挿すには高負荷な方だと思う
ファーストインプレッションは「うぉ、アナログっぽい!」でした。
歪みと質感が、なんか昔聞いていたロックバンドの音なんですw
それだけで満足、ワクワクしましたww
さて、PDで見ていきたいと思います。
25Hzあたりが若干ブーストされているのが分かります。
また、DRIVE を上げていくと18kHzあたりが次第にブーストされます。
このドンシャリ系のカーブは「Purple Audio MC77」に似ていて、
好みの人が多いんじゃないかなぁ。
「レベリングアンプ」の再現とも言っており、通すと下図のように結構歪みます。
この歪みが「あぁ、アンプに突っ込みすぎた時こんな音になるぅ~」
とアナログっぽく感じるところかもしれません。
再現もとに似てるかは知りませんが、
チリチリした歪みでなく、うまく言葉に出来ませんが、
そういう音ですw
低音側に奇数倍音の歪みが出るようですね。
ダイナミクスを見てみると、Knee はかなりソフトニーです。
なんかグラフ反りかえってますがww
このような形になりました。
Black Rooster Audio の負荷は相変わらず高いですね…
Digital Performer か Reaper じゃないと、
トラックに挿すのに躊躇してしまいそうです。
刺した瞬間に「往年ロックのあの感じ」と思ったので、
HipHopなどにも非常に相性いいと思います。
この味付けだけで満足のおいしさでした!
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