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Sonnox『Voca』シンプルでプロフェッショナルなボーカルミックスを実現する コンプレッサー・サチュレーター プラグイン

からボーカルのダイナミクス処理を
単体で完結できるが出ました。

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■ごきげんポイント

  • オートボリュームがついている
  • 全体的にすごくナチュラル
  • XYパッドだけで超簡単に良い感じにできる
  • マニュアルが超絶親切(英語ですが翻訳すればきちんと読める)

■いまいちポイント

  • 自分のチェーンだと間にEQ入れたい
  • 負荷がとても高い

sonnox ってほんとマニュアルが素晴らしいと思います。

翻訳機能を使えば普通に読めるので、
ぜひ読んでみてください。

どういう設定からスタートし、
どうパラメータをいじっていくのか具体的に書かれています。

個人的に高評価は「オートボリューム」ですね。

Auto ボタンを押すだけで、
内部でいい感じにボリュームを整えてくれるそうです。

薄紫の部分がリダクション量を表しています。

マニュアルには以下のように利用方法が書かれています。

自動入力は、緩やかな音量ブーストと減衰を適用してボーカル音量を内部目標レベルに近づけることにより、フレーズや曲のセクション全体で一貫した音量を実現します。

…代わりに、クリエイティブなセクションを強調表示するフェーダー オートメーションを簡単に実行できるようになります。

マニュアルより

私の中でこの処理は必須なので、
今後使っていって、効きをもっと確かめていきたいですね。

セクションはこんな感じになっているそうです。

Stabilise

垂直方向にドラッグして、全体的な圧縮量を変更することで、ボーカルのサウンドがどの程度安定するかを調整します。スタビライズ設定を高くすると、より多くの圧縮が適用されます。

Squish

水平方向にドラッグすると、圧縮されたボーカルのキャラクターが変わります。スキッシュ設定を高くすると、より速く、より積極的な圧縮が適用されます。

マニュアルより

内部では2段コンプになっているようです。

コンプレッションセクションは 2 つのコンプレッサーで構成されており、ボーカルが次々と通過します。最初のコンプレッサーはボーカルに非常に速く反応し、2 番目のコンプレッサーはよりゆっくりと反応します。結果は古典的な 1176 + LA-2A シリーズの組み合わせに似ていますが、独自の工夫がいくつか加えられています。

マニュアルより

色々パラメータ無いけど、慣れれば感覚でいける気もするし、
ちゃんと耳で聞けってスタイルは悪くないですw

続いて Saturation セクションには以下の説明があります。

Saturate

垂直にドラッグしてボーカルを飽和させます。サチュレート設定を高くすると、より密度が高く、複雑で豊かなサウンドになり、ボーカルを他の飽和要素とのミックスに接着するのに役立ちます。

Focus

水平方向にドラッグすると、ミックス内のボーカルに再び焦点が当てられます。フォーカス設定を低くすると (左)、温かみが増し、鮮明度が低下し、後方に押し出されます。フォーカス設定を高くすると (右)、鮮明さと空気感が追加され、前方に引っ張られます。

マニュアルより

おぉぉ~!

XYパッドで全部済むって、耳に集中できるもんですね。

コンプよりこちらの方が変化が分かりやすく、
作業が気持ちよく感じました。

よく考えられてますねぇ~

両パラメータ100%の結果がこんな感じです。

どんな設定にしても折り返しはありませんでした。

高音クリアなのは、歪みの感じからですかね。

最後に Soften セクションです。

コンプレッションとサチュレーションを適用した後でも、特定の単語または単語の一部がミックスの前面から突き出ているのが聞こえることがあります。これは、特定の母音の耳障りさ、大きな歯擦音、ボーカルに過剰な注意を要する硬さなどです。

Softenノブを増やすだけで、このような過酷な特性を動的に軽減できます。

マニュアルより

何社かワンノブスタイルのディエッサー出たタイミングなので比べて無ると、
強いていうとほんのわずかにこもるけど、
誤差や耳の調子で分かるか分からないかの程度でした。

おまけで Recording Mode ですが、これは録音時に利用する、
ゼロレイテンシーモードへの切り替えと書いてありました。

Voca ひとつでボーカル処理の大部分をこなせそうだなと思います。

唯一はがないんですよね。

こんな結果なので、一般的に好まれるハイパスはいらないかもです。

それでも、Voca はダイナミクスとサチュレーションが一体となっているため、
イコライザーを間に挟めないのが個人的には気になります。

そうしたいときは、片方ずつOFFにして2個使うことになりますが、負荷が…

私の普段のチェーンだと、6%くらいの負荷です…

この負荷押しても使いたいくらい魅力ですが、
マシンが耐えられるかはもっと使ってみてわかるかと思います。

余談ですが、最近 Vocal 用 EQ はこれを多用してます。

Voca はかなり使い勝手よく、ボーカルのダイナミクスとサチュレーションを
コントロールできる、かなりいい感じのプラグインかなと思います。

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