6バンドマルチバンドコンプ。
1か月前に「Devious Machines『Multiband X6』」
という似た感じのプラグインをレビューしました。
トレンドなんですかね。
『Fuse Compressor』はバキッと
音をつぶしてくれる感じのコンプかなと感じました。
購入はこちら
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■ごきげんポイント
- アップワードコンプ(デコンプ)がついている
- アナライザの反応がいい感じ
■いまいちポイント
- いまのところないかなぁ…
大きい音は圧縮(Downword)し
小さい音は持ち上げ(Upword)てくれます。
マルチバンドコンプはそれほど数触ってないですが、
Upword はないタイプの方が多いですかねぇ?
Upword もついているものだと、
Flux:: の『Alchemist』がパッと思いつきますが、
『Fuse Compressor』のほうが操作は簡単です。
で、『Fuse Compressor』は動画の感じで、
簡単に”バキッ”という音になるように思います。
基本はアナライザになっている以下部分で、
マウスを乗せると右上に「Ratio」「Thresholds」とでるので、
(Tipsの表示も選択可)触ればわかると思います。
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感覚的でわかりやすいですよ。
しかも、これは私だけかもしれませんが、
アナライザの動きが好きですw
見やすいけど目にうるさすぎず、
荒くも細かすぎもしない感じで
コンプ掛けたい位置がすっとつかめる気がします。
ただし、周波数が書いてあるわけじゃないので、
アナライザとしては使えません。
ゲインの白い線に重なる黄色の線は
マニュアルでも見つからなかったのでノーコメントで。
下部はグローバルの設定です。
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Attack タイムや Knee の設定がバンド単位に出来ないのは
ちょっと残念かもしれませんが、
あえて切り捨てたのかなと思わなくもないです。
Input の右にあるこちらのボタンは、
エフェクトへのセンド音にだけ Input Gain を有効にするボタン。
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このスイッチを On にして、
オートメーションでInput Gain を変化させると、
エフェクト音のみを変化させられるというわけです。
Minimal Audio 製品の定番、
クリッパーもついてます。
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簡単にガッツが出せて、マルチバンド処理もできる、
なかなか高性能なコンプではないでしょうか。
値段も定価で $49 って言うんですから、
かなりお手頃な値段設定だと思います。
購入はこちら↓↓↓