ローコストでご機嫌なパフォーマンスを出してくれる、
Tone Empire のテープエミュレーターです。
AI 内蔵ということなのですが、
それについての検証方法は思いつかなかったので、
普通にレビューしたいと思います。
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■ごきげんポイント
- UIがかっこいい
- かなりファットな音がする
- チリチリいう歪み(Lo-fi 系)が個人的には好き
■いまいちポイント
- テープが回らない
- 負荷が高い…
販売店のページから、特徴的な部分を
一部(翻訳して)引用してきますね。
トーン・エンパイアは、有名なヴィンテージ・アメリカンの 2 トラック 1/4 インチ・テープ・マシンと SM9 テープ・フォーミュレーションをモデリングに使用しました。2 つの独自のバイアス設定、高速 (15ips) および低速 (7.5ips) のテープ速度、独自の 2 トラック モードを備えています。このモードは、2 チャンネル間の音の違いやチャンネル間のクロストークなどの特性をもたらす真のステレオ 2 トラック イメージを再現します。
- バイアス– 2 つのバイアス設定は、ソース テープ マシンのデータセット サンプルからサンプリングされ、モデル化されました。ユーザーは、設定「1」のよりソフトな彩度または「2」の設定のよりクランチーな設定を切り替えることができます。これらの 2 つのバイアス設定は、ユーザーが探しているほとんどの楽器、ドラム、およびボーカル/楽器のフレーバーをカバーできます。
- テープ速度– 高速 (15 ips) と低速 (7.5 ips) の 2 つのオプションがあります。Fast 設定はより明るく、元の信号の音像を保持しようとしますが、Slow 設定は有名な低いバンプと高周波数応答の減少を持っています。低い設定は、ユーザーが探している「ローファイ」エフェクトに最適です。
私は実機触ったことないのであくまで参考情報ですw
さて、Tone Empire のテープエミュというと、
以前からこちらがお気に入りです。
エミュもとが違うので、当然印象は違いますが、
今回は特に太いというか、ローが強い感じですね。
EQ Carve Analyzerでみると、
やっぱりローが強いです。
コンプとサチュの効果を出すとメーカーサイトにありますが、
そこはその通りだと思います。
設定でいろいろ変わるので見本で1つだけですが、
倍音はすごく発生しますw
ただ、AI搭載だから?
なんか重い気がします。
Mix Busに Lo-fi 処理で使うのはありと思います。
あとは、トラックだったらバウンスする前提で。
一般的なサチュとして使うには、
自分だと負荷がネックで、他の製品選んじゃうかなぁ。
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このほかにもAI製品がシリーズ化されています。
とりあえずこちらはレビューしてます。