Solid State Logic(SSL)は老舗のアナログコンソールメーカーです。
世界中のスタジオや放送局に導入されています。
SSLサイトで歴史とか見れますよ。日本語なのでご安心をw
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■ごきげんポイント
- ボーカルの下地を作るのに必要なものが全部入り
- 一連の処理で使うエフェクトなのでまとまってて不便がない
- 癖がなくクリア
- エフェクト効果の視認性がいい
■いまいちポイント
- 空間系やモジュレーション系はない
ボーカルマルチに多く積まれている
空間系やモジュレーション系はありません。
ですが、コンプとEQのあとに別のエフェクトを挟み、
そのあとリバーブを…
と使うことが多い自分には、
こちらの方が使い勝手が良いのでかえってありがたいです。
しかも、トリートメント系のエフェクトがまとまっていて、
かなり使いやすいという感想を持ちました。
癖もなく、視認性もよいですよ。
基本的なエフェクトがまとまっていますが、
ちょっと癖のある所を書きたいと思います。
クリッピングが発生すると、メーターが赤くなります。
メーターをクリックしてメーターがリセットされるまで、赤のままです。
便利なようなちょっと面倒なような…
少々面倒ですw
ディエッサー(歯擦音減衰)、デプローサー(破裂音減衰)は
一般的な感じなので割愛します。
2つに共通なところを追記すると、
Lookaheadをオンにすると先読みするので、
レイテンシーが増加しますが、よりスムーズなサウンドになります。
SPLITバンドはトリガーする周波数範囲とリダクション範囲が同じ、
BROADBANDモードはゲイン リダクションは全周波数範囲に適用されます。
イコライザはいか3つの帯域からなっています。
- ハイパスフィルターは 30Hz から 300Hz の範囲で動作し、カットオフ周波数付近でわずかにブーストされます。
- ノッチ フィルターは 200Hz ~ 10kHz の範囲で動作し、高い Q 値で 12dB のブーストと 36dB の減衰を提供します。
- ハイバンド EQ は、低い Q 値で 1kHz から 20kHz の範囲にわたって 12dB のブースト/減衰を提供します。
コンパンダーは、コンプレッサーとエキスパンダーのハイブリッドだそうです。
グラフが3つあり、左は説明不要と思います。
オレンジがコンプ、緑がエキスパンダーです。
右側はリダクションメーターで、
色は同様にオレンジ色がコンプレッサー、
緑色がエキスパンダーになってます。
中央は左のオレンジがインプット、
右の緑がアウトプットとなっていて…
ごめんなさい、ちょっと見方が分からないw
ゲインが大きいとき上の方が動き、
小さい時に下の方が動くようです。
(画面に書いてある通り)
そんな感じですw
エフェクトの順序も変えられます。
結構至れり尽くせりですね。
これで負荷が低ければ言うことなしなのですが、
少し高めです。
といっても、Nectarよりちょっと重いくらいですが…
リバーブやハーモナイザーを積んでいないので、
やはり少し重めですかね。
とはいっても、全体の使いやすさから、
許容範囲と思います。
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