Future Audio Workshopがリリースしている、
サブベース特化型のシンセサイザーです。
特化したことによる使いやすさと機能でSublabも人気でしたが、
今回機能も追加され、より強力になりました!
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今回のレビューでは、無印との比較をしながら、
基本機能のレビューをしていきたいと思います。
画面を比較すると、レイアウトの変更などはあれど、
XLは基本無印を引き継いでいます。
ただし、操作できるパラメータが増えた分、
いろいろ表示が小さくなった感はあります。
音響合成方式
さて、音作りの基幹となるのは、
無印から引き継がれました。
シンセ、サンプル、サブベース(倍音コントロール)
の三要素を設定します。
間違ってたらごめんなさいですが、
SynthはFM音源方式でいいのかな?
オーソドックスな波形から作っていくやつです。
どの要素も見るだけで内容が分かる、
使いやすいUIだと思います。
この辺が人気の理由ですかね。
無印からの変更はSuper Oscillator Optionsが追加されています。
次はサンプルなのですが、Wavetableですよねこれ?
まあ、呼び方はいいか…
プリセットで用意されているサンプルを選んで、
呼び出して使います。
多くのWavetableシンセと同じで、
サンプルの使用波形部分、ピッチ等の変更が可能です。
これは無印時代から同じで、別段の進化はないかなと思います。
無印は編集したサンプルを保存できました(editボタン)が、
XLには無いのかな?
一方、XLには新しいサンプルを録音する機能があるようです。
自分の環境、Audio録音繋いでなかったので、
実際は未検証です。ごめんなさい。
最後のX-Subは引き続きですね。
倍音をジェネレートするものです。
Leapwing Audio の『RootOne』を内蔵している感じかな。
UIは見やすくなったと思います。
モジュレーション
モジュレーション部分は無印の時はSynthにありましたが独立しました。
重なって表示されないのはちょっと残念に思いましたが、
デグレードしたとまでは思わないです。
フィルター、ミキサー
Filter部、Mixer部は変わりないですね。
Filterはローパス、ハイパス、バンドパスの3種類、
Mixerは先の3つの音響合成方式のブレンド具合を設定します。
エフェクター
ここは大きく強化された部分の一つだと思います。
無印ではディストーションとコンプしかなかったですが、
上記5つに増えており、順番も自由に変えられます。
新旧並べてみるとこんな感じです。
より作れる音は豊富になりました。
マクロ
新機能です!
と言っても、シンセとしては目新しくないですねw
今までマクロがなかったですが、
新たにマクロ機能が追加されました。
設定できるマクロは2種類で、
マクロボタンを任意のパラメータに
ドラッグ&ドロップする形式です。
プリセット
100個を超えます。
自分のSublabは拡張入れてしまったので、
比較は割愛します。
トータル的に見て、ものすごく強化されました。
設定をまったく同じにすると、
ほぼほぼ同じ音になりましたが、
ちょっと深い感じかな。
この辺は好みだと思っているので、
ぜひデモを試してみてください。
Sublabは私には必須だなと思っていて
今はXLに乗り換えようと思ってます!
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