iZotope社、AI搭載Mixアシスタントツールの
最新盤が発表されました。
たぶんとても有名で、話題も豊富なので、
どう使えるのだろうとご興味あると思います。
機能詳細はメーカーなども大々的に宣伝しているので、
現実的にはこんな感じで使うかな~
という感じでレビューしていきたいと思います。
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まず、どれぐらい使えるか(私だったら指標)
ですが、30点くらいかもしれません…
大きな理由は次の二つ。
- Visual Mixer はやっぱり使いづらい
- なんでもNeutron色になる
ですね。
個別にコメントします。
Visual Mixer はやっぱり使いづらい
そもそもフェーダーに慣れているというのもあるかもしれませんが…
トラックにEQ追加して、Neutron(またはReray)前の音量変わったら、
そのトラックのフェーダーではなくVisual Mixerいじります。
トラックのオートメーション書くのどのパラメータなのかなぁ?
今も分かってなかったりしますが、分かりにくいなと。
ただ、便利さはあります。
例えばドラムBusに挿して、Neutronでキットのように見立てる。
なんて時にはVisual Mixerも感覚的にしっくりくる気がします。
さて、Visual Mixer使わないとなると、
機能を半分使わないということになりますww
その場合、NeutronはAI搭載マルチエフェクターです。
OzoneよりかはNectarと同じ感じでしょうかね。
これが今回変わったAIによるエフェクト画面(の一つ)
まるでTonal Balance Controlです。
いい感じの設定である、プリセットの幅(赤い帯)に沿うように、
自動で調整してくれます。
ここに2つ目の不満が…
初期プリセットが少ないので、
どれも同じ感じの音になるw
まさかとは思いましたが、そんな結果になりました。
もちろん、そのプリセットがよくできているので、
とりあえず突っ込めば破綻しない感じにしてくれるのですが…
一生懸命つくったVSTiの音も
根こそぎ持っていかれるのはいかがなものかと。
これもうまく付き合えば、
ものすごい時短ツールになると思います。
プリセットは自分のお気に入りの音を登録できるので、
リファレンス音源や過去の自分の音源を登録することで、
自分好みにすることができます。
これは素晴らしいと思うんですよね。
ただプリセットとして、過去の設定を呼び出すのではなく、
過去の成功例に似せた設定結果を提示してくれるわけですから。
それも、ボタン一つで!!
素晴らしいww
AIと言われている部分の機能に関しては、
精度も速度も上がり、以前より使いやすくなっていると思います。
その後の調整パラメータも数が減り、
簡単に使えるように工夫されているのではないでしょうか。
最後に、以前からあったような、新機能のようなです。
- Sculptor
- Auto Unmask
これらの機能ってGULLFOSSとかSootheなどもある、
最近流行りの機能な気がします?
便利でパワフルな機能なので、
持ってなければとても重宝する機能だと思います。
結果、買えば使えるというほど簡単ではなく、
それなりに仕込みと使い慣れが必要なので、
あまり高評価はできないけど、
非常にパワフルで便利なマルチエフェクターだと感じました。
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