Pulsar Massiveは、
世界中のほぼすべてのマスタリングスタジオに存在する
Manley Massive Passive*EQのエミュレーションになります。
現在も実機を購入できますが、
プラグインの40倍以上の価格ですw
購入はこちら
機能説明は96bit-musicのUGさんが
こちらで超詳しくレビューされているので
見ていただくのがよいかと思います。
また、誰得ギターの誰得さんも
動画作ってらっしゃいますのでご覧ください。
さてそれでは、こちらではいくつかの視点で見た
分析結果を公開していきたいと思います。
まずはサチュレーション。
過入力による歪み(倍音)の発声具合になります。
実機のシミュレートだからなのか、
つまみを回していくと突然倍音が発生します。
下図ではLMFを振り切らせたときに発生した倍音になります。
(基音は1kHz サイン波)
奇数倍音、偶数倍音まんべんなく出ていますねw
他の帯域や”Drive”との兼ね合いで
奇数倍音にだけになることもあり、
どんな倍音が発生しているか読みづらいです。
内蔵アナライザにも出てきませんので、
目で見て状態知りたかったら、
今回のようにアナライザー挿すほかありません。
Driveつまみを回しても、
同様にまんべんなく倍音が発生しました。
つまみの回し具合は3時を超えたあたりからです。
それ以前は耳で分からない程度、
アナライザも反応しない程度でした。
結果、個人的には、つまみの途中から
いきなりグッとかかるDriveは
気持ち使いづらいかなと感じます。
ローをブーストしていくと…
プラグインEQの例にもれず、
やはりアタックはなくなってしまします。
(下段がキック音源のオリジナル波形)
ただ、つぶれる前の波形は
かなりオリジナルのアタックを保っていました。
この状態での位相に関してはこんな感じです。
また、ハイパスで116Hzあたりにした時、
こんな感じですね。
当然リニアフェイズEQには劣りますが、
OzoneのEQと比較しても似たり寄ったりなので
位相のずれを云々いうほどではないかと思います。
最後に負荷。
重いww
手持ちのEQでこれ超えるのはAcusticaのいくつかくらい、
Plugin Allianceのチャンネルストリップと同程度でした。
ちょっとした目安はこちらをご参考に
感想としては、イコライジングできるサチュレーター
という感じでしょうか。
サチュレーションの感じは好みによりますが、
音はシャープ目で、最終段で少し色付けしたいときに
役に立ってくれるかなと思いました。
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