AI搭載の人気EQがバージョンアップされ、
『smart:EQ 3』となり登場しました。
知ったかぶって書き始めましたが、
『smart:EQ 3』がシリーズ初の私。
イケてるとこいまいちなところ、
レビューしたいと思います。
まずは何といってもAI機能。
曲を流しながら10秒くらいで解析終わります。
すごく優秀。
ドライと聞き比べると、
思ったよりソフトなかかり具合かな。
ミッドよりな印象ですね。
画像の結果とは違うのですが、
Vocal Hightで女性Vo.にかけたところ、
すこしこもる感じはしますが、優しくふくよかになります。
他の楽器でも痛いところがだいぶ削られているので、
ハイは削る方向みたいです。
それに比べ、ローはあまり削らないですね。
手動イコライジングは普通かな~。
シェルフが自動で切り替わらないので、
そういうEQに慣れていると手間に感じます。
あと、dbのメモリが荒い印象。
すこし上下させるとすごく効くように感じますが、
メモリの間隔かな~と。
全体的に手動EQの使い勝手はいまいち~
というのはsmart:reverbと通じるかもしれません。
これ超優秀!
と思ったのは、複数トラックの連携かつ自動EQ。
複数トラックをグループでまとめると、
同時に解析しすることができます。
複数パートにインサートすると、
EQの設定を同時に重ねてみることができます。
1~8のメモリに別のプリセットを読み込むと、
他のトラックも連動して値が変化します。
残念ながら、手で書いたカーブとは連動しないみたいです。
以上、駆け足ですがファーストインプレッションでした。
全体的な印象は、追い込むというより、
最初の地ならしに適したEQだな。
という感じです。
EQの時短にとてもいいと思いました。
EQ勉強中の場合も便利ですが、
必ずかける前後で聞き比べ、
必要な部分が削られていないかチェックするのがいいと思います。