『denise Dragon Fire』はとても幅広い機能をコンパクトにまとめた、
とてもユニークなコンプレッサーです。
2021年11月30日までブラックフライデーセールで、20% OFF
→\9,006です。
『denise Dragon Fire』の特徴
とても多機能です。
ダイナミクスを調整し、色付けすることで、
ビンテージサウンドからクリーンなサウンドまで、
作ることができるそうです。
私が言い切るのも抵抗あったので、
言葉濁してすみません。
これから機能を見ながら、
その多彩な音作りをレビューしていきましょう!
オーソドックスはコンプレッサー基本機能
コンプとしての基本パラメータです。
- スレッショルド…0~-72db
- レシオ…1:1~40:1
- アタック…0~500ms
- リリース…0~5000ms
の間で設定できます。
ロータリースイッチでなく、
左右に動くスライドは特殊ですが、
パラメータ値はオーソドックスなので困ることはありません。
mixは疑似パラレルコンプのドライ/ウェットのミックス具合です。
アナライザ付きマルチバンドコンプ
今どき珍しくなくなりましたが、
『denise Dragon Fire』はデフォルト、
マルチバンドコンプで機能します。
その設定はウインドウ上部の
プッシュプルグラフでEQのように描きます。
左の縦棒はインプット/アウトプットになってます。
棒についてる赤い線は、
入力(左)側がスレッショルド、
出力(右)側がクリッパーの設定値です。
マルチバンドコンプの設定は右側のプッシュプルグラフになります。
外側の実線と、網掛けのpull値を組み合わせて音作りすることで、
コンプに色付けをすることができるんですね。
ラインについてはシェルフやピークも選べますし、
Qカーブを変えることもできます。
RMSやKNEEを自由に設定し、好みのコンプにできる
『denise Dragon Fire』最大の売りだと思います。
メーカーサイトから、
各設定値の内容を引用すると
SC(ON / OFF):オンにすると、sc機能を使用してサイドチェーン信号を使用して圧縮を生成できます。
DRIVE(0%〜100%):生成されたゲインリダクションの量に基づいて、1つまたは複数の信号に適応ディストーションエフェクトを追加します。
CURVE(0%〜100%):速い対数リリースカーブと遅い対数リリースカーブの間を補間し、より「オプティック」スタイルのコンプレッションサウンドを可能にします。
RMS(0%〜100%):RMS平滑化を適用して、圧縮量の計算に使用される内部検出信号を整形します。
KNEE(0%〜100%):ソフトニーを適用して、圧縮量の計算に使用される内部検出信号を形成します。
denise Google翻訳
そして、ランダムボタンは、
各設定をランダムに行うピーキーな機能ですw
これらのパラメータを調節することにより、
FET式からOPT式、それだけでなく、
様々な音質のコンプを作り出せるということです。
多機能だけど、扱い切れるか?
最初のコンプには難しすぎるんじゃないかな~
既存では納得できない人向きな気がします。
簡単なスライドバーで設定できるのは、いいと思いますよ。
これらの設定でビンテージのエミュレートだけでなく、
デジタル処理のようなクリアなものから、
大きくひずんだものまで設定可能です。
味の濃いその他機能
下段にあるその他機能ですが、
なかなか濃いですねw
ハイパス/ローパスは割愛で…
PULL(0%〜100%):ウェット信号を飽和曲線に押し込んだ後、周波数を引き戻します。
プッシュプルグラフの網掛けに現れます。
説明だとなんかよくわからないですねw
あと、クリップとゲインの順番を選択できます。
ゲインを上げてクリッパーを通すと、
簡単に乗り波形が作れますよ~ww
という使い方はあまりないかもですが、
地味にパンチのある機能だと思います。
多彩なプリセット(リストがなくて見にくいのが欠点)
68個のプリセットが内蔵されています。
これをもとに設定するといいと思いますが、
かなりピーキーな設定のものもあるので注意ですw
コンパクトな画面とシングルバンドモード
書くところなくってすみません。
ウインドウ、思いのほか小さいです。
サイズが変えられるのですが、起動時はこんなもんです。
Ozoneと比べてみたのでわかりますかね?
それと、メーカーサイトに「シングルコンプレッサーモード」
が書かれていますが、隠しコマンドのように陰にありますw
入手したら探してくださいww
私は純粋にコンプというより、
絵雲のエフェクターとして使うかな…
と思いました。
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『denise Dragon Fire』
むすびに
最近すごい勢いでコンプ手にしてるw
コンプ、EQ、リバーブあたりがすごく深く、
沼だなと思う今日この頃です。
これからもいろいろ試していきたいと思います~