この記事を書こうと思ったのは、以下のニュースが舞い込んだから。
私の中では「いまさら?」と思ったのですが、
レイテンシーが気になるというお声があったので、
旧製品ではありますが、Bluetooth MIDI のレイテンシーを計測してみました。
計測に使ったのは「YAMAHA MD-BT01」という製品。
発売は2016年2月です。
その当時、DTMステーションで紹介されていたのが次の記事。
と、メーカーページ。
それ以前から Bluetooth MIDIは存在して、
2014年には発売されています。
※製品リンクは2020年発売の後継機
そして、今回Rolandから発売された製品はこれです。
前置きが長くなりましたが、YAMAHA MD-BT01のレイテンシーはというと、26msでした。
画像を見るとずれてますが、弾いていて違和感はなかったです。
検証環境は以下の通りです。
- シンセLにシールドケーブル
- シンセRに音声のワイヤレスシステム
- MIDIにMD-BT01
を刺しています。
USB-MIDIの有線もやりたかったのですが、
手持ちの機材にそれだけの入力がなかったので諦めました。
Rolandの製品ページを見ると、レイテンシーは7.5~15ms(STANDARDモード)とされています。
だいぶん短くなっていますね。
上図の音声ファイルも載せておくので、
興味のある方はDLしてみてください。
(単品で聞き比べると確実にずれが気になりますが、
ドラムなどに合わせるとどうかなどは実際試されるのがいいと思います)
以上、簡単ですがBluetooth MIDIのレイテンシー実験でした。
追記—
後付けになりましたが、
今日から曲作りのプチ練習も付けていけたらと思っています。