『ことばづかい』を気にしていると、
『言葉遣い』と『言葉使い』どちらが正しいの?
という疑問にぶつかったりします。
今日はこれの使い分けをお話ししたいと思います。
『言葉遣い』も『言葉使い』も正しい
文化庁の「国語施策」や辞書をみても、
明確な回答はないんですよね。
広辞苑などの大型辞書だと、
「どちらも同じ意味」
として扱われます。
中辞典レベルだと、
「新明解国語辞典(三省堂)」、
《言葉》の項に『-遣い』として載っているので、
『言葉遣い』はポピュラーといっていいかもしれませんね。
迷ったら【ひらがな】にするのもあり
文化庁の「国語施策」では、
ややこしいものはひらがなにしようという風潮があります。
「又は」は「または」、「及び」は「および」
といったものが具体的に挙げられています。
これに乗っかって『言葉づかい』と統一するのもありかと思います。
極論、一つの文書内で表現が異なる
【表記ゆれ】が起きなければよいレベルと考えます。
※JIS規格 “JISZ8301 規格票の様式及び作成方法”では
「又は」、「及び」は漢字で書きます。(のはず)
資料はこちらで検索可能。
むすびに
文章を書くにあたって、言葉遣いは難しいですよね。
でも、これを上手に使いこなせると、
「あ、きれいな文章を書く人だな」
と好感を持ってもらうきっかけになったりします。
知っていて無駄になることではないので、
このほかにも、疑問に思った言葉は
辞書などを引く習慣をつけると得点高いですよ。
【言葉遣い】についてはこちらにまとめていきたいと思います。
その他【豆知識】はこちら。
↓↓ライティングの時使ってます