ボードゲームを始めたばかりのころ、
ボードゲームをよく知っている人たちと一緒に遊んでいたりすると、
会話になかなかついていけなかったりしますよね。
「これやってみたいんだけど」と手に取ったボードゲームが、
「それは重いからやめた方がいいよ。」
と言われてしまったり。
「ボードゲームが重いって?たしかに大きな箱でずっしりしてるけど…」
なんていう光景は良く出くわします。
そこで、今回は「よく聞くボードゲーム用語」をまとめてみたいと思います。
重い(おもい)/軽い(かるい)
おそらく、ボードゲームの会話をしていて必ず聞くのが
「重い」や「軽い」という言葉。
これは、そのゲームのルールの複雑さ、
プレイ時間の長さなどの度合いを指します。
重いと言われるゲームは、プレイ時間が長かったり、
手順が多かったりと、ゲームをするのにちょっと気合が必要かもしれません。
逆に軽いゲームというと、プレイ時間も短く、
ルールもシンプルなものが多いです。
初めてボードゲームをやる人や、
ゲームとゲームの合間にサクッと遊べるゲームが多くなります。
みんなでぱっとやりたいゲームを探していたら「軽いゲーム」、
腰を据えてじっくり楽しみたいときは「重いゲーム」
を紹介してもらうといいと思います。
インスト
「インスト」はボードゲーム用語としては
「ルール説明」のことを指しています。
「instruct」や[instruction」の訳で、
「~に教える」という意味の英語です。
これは知っているととても役に立つかもしれません。
ルールのわからないゲームをやるとき、
ボードゲームをよく知っている人に
「すみません、インストお願いします。」
と頼むと教えてくれると思いますよ。
音楽の「インストゥルメンタル」のことではないのであしからず。
コンポーネント
直訳すると「部品」なのですが、
コンピュータ業界とボードゲーム界でしか
あまり聞かない単語なのかもしれません。
コンポーネントは、ボードゲームのコマやボードの部品を総称していいます。
「コンポーネントが豪華だね」
「コンポーネントがしっかり作られているよね」
なんて感じで使います。
あと、マニュアルに書いてあるコンポーネントの意味は
「同梱物」「付属品」みたいな意味でつかわれています。
ボードゲームを開けたら、最初にコンポーネントが揃っているか
確認するとよいと思います。
トークン
「しるし」「引換券」などを意味する英語です。
ゲーム内では、数をカウントするのに使う小さなチップやおはじきなどを指します。
「ダメージトークンが3つ乗ったら死亡ね」
「ダイスを振りなおすにはチャンストークンを一つ消費してね」
といったようにつかわれます。
ハウスルール
ローカルルールとも言われます。
大貧民(大富豪)でスペードの3がジョーカーに勝てる。
とか、7並べで1と13をつなげるか。
なんていうのがハウスルールです。
つまりはプレイする仲間内だけの特別ルールみたいなものですね。
メジャーなゲームほどハウスルールがありますが、
自分の知っているルールだけが正しいと決めつけず、
互いを尊重し、ルールを確認して、みんなで楽しく遊びましょう。
エラッタ
ゲーム用語ではなく、ただの英語なのですが、
ボードゲームやるまで知りませんでした。
説明書等に『誤り、誤字、誤植』があった時の正誤表です。
メーカーサイトに記載されていたり、
新しい版には付属していたりします。
知りたい情報はないことが多いですw
むすびに
こんかいは非常によく聞く用語をまとめてみましたが、
方言みたいなものなので、
他にもたくさんありますし、
多少違う意味でつかわれていたりします。
また、用語以外に「ゲーマーじゃんけん」のような、
独自文化があったりします。
※JELLY JELLY CAFEさんが、
もっと語彙数多い用語集作られてます。
あなたのボードゲームライフが、
少しでも楽しいものになれば幸いです。