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自分の住んでいるところの地図をじっくりと見ながら
街なか散策をしたことはありますか?
今回は、前回地図を見ながら伺ったお話をもとに、
実際に「まちあるき」に行ってきました。
「まちあるき」の様子
前回お話しいただいた先生の解説を聞きながら、
10人くらいで「まちあるき」しました。
2時間ちょっとの工程を5分程度に凝縮してみました。
どんな雰囲気だったか伝わればいいなぁ。
「まちあるき」の記録
「まちあるき」の際、このAppをつかい、
歩いた経路とその標高を記録していきました。
自分の歩いたところと、その標高がこんな感じでわかります。
ハザードマップと照らし合わせてみても面白いです。
事前に予習して、「ここが危険なんだ」と歩いても、
帰ってから「確かに標高低いから、水が流れ込むんだな」
と見てもためになります。
国土交通省のハザードマップはこちら。
「まちあるき」気づきメモ
街歩きをしていて次のようなことに気づいたり、
新しく知ったりしました。
ちょっとした坂が思っていたより高さがある
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写真見ただけだと何だかわかりませんが、坂です。
2mくらいの落差、つまり家の2階に上がるくらい上がってます。
道が途中で見切れているのわかりますかね?
理不尽な道路切断
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線路の向こうに道が続いているのがわかるでしょうか?
鉄道が走るまでは一本の道だったのですが、
それが分断された場所になります。
今では高架が作られたりしますが、
当時は鉄道の権力が強かったんですかね?
踏切さえ作られていません。
水準点の存在
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先生の足元にある石の囲いが水準点です。
標高を図るポイントになっているそうです。
普段気にもしませんが、道路にいろいろ埋められてますよね?
あれも測量だったりなんだったりの目印だそうです。
気にもしてませんでしたが、世の中色々あります。
刻印がおかしなマンホール
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マンホールに刻印されている市のマーク、
違いがあるのわかりますか?
(わかった方はこっそりご連絡くださいw)
ヒントは、3本線の右(右の写真は右上)の部分です。
むすびに
自分の住む地域に、
まだこんなにも新しい気付きがあるのかと驚かされました。
地図やAppを片手に「まちあるき」に出るもよし、
事前に地図を調べて「まちあるき」に出るもよしです。
事前に調べるなら、前回ご紹介した地図を見ていくといいと思います。
また、古地図と現在の地図を重ねて見れるAppもあります。
あと、防災地図を見て、避難所を確認して歩くのもよいと思います。
色々書きましたが、ただ歩くだけでなく、
地図一つ加えて歩くだけで、
「まちあるき」がこんなに楽しくなるというのは大きな収穫でした。
企画いただいた先生、運営さん、
どうもありがとうございました。