災害時に避難する際、どこがまだ安全なのか
知りたいけれど、メディアもまだ情報がない。
そんな時に、現在ではSNSを活用することができます。
互助の一環としてのSNS利用について、
埼玉県 危機管理防災部の資料をもとに
書きたいと思います。
SNS災害情報サポーターとは
SNS災害情報サポーターは、
埼玉県では次のように定義されています。
日常生活の中で遭遇した大規模災害において、身の安全を確保したうえで可能な範囲で、ツイッターにより目前の被害状況をリアルタイムで情報発信することにご協力いただける県民の皆さまのことです。
埼玉県危機管理防災部 消防防災課
何をすればいいの?
SNSに投稿する余裕があったなら、
遭遇した災害の被害状況を
Twitter、またFacebookやInstagramで
投稿してください。
どんな投稿をすればいいの?
投稿の際には、次のような内容を記載してください。
- 具体的な被害の内容を書く
「建物が倒れてます!」
「床上まで浸水してます」
「窓から煙が上がってます」など… - 場所を書く
「川越市元町1丁目」(番地までは書かない)
「霞ヶ関、角栄商店街の埼玉りそな銀行付近」 - 「#埼玉防災」と書く
- 写真をつける
資料では、以下のように災害状況ごとの投稿例が示されています。
やってはいけない・注意すること
投稿の際には、次の行為に十分注意してください。
自分の安全を最優先する
⾃ら危険な場所へ出向いたりはしないでください。
スクープ映像を発信することが目的ではありません。
⾃⼰の安全を確保することを最優先してください。
特定の住所や氏名の書き込みの禁止
番地まで記載することは避けてください。
また、「○○さん宅」など、氏名の起債もNGです。
氏名、住所の特定できる画像の投稿禁止
写真を撮影する際、人物の顔のアップはやめてください。
また、家屋を撮影する際は
表札などで個人が特定できてしまわようか気を付けてください。
被災者の写真撮影禁止
被災してけがを負っている人などの撮影は禁止です。
デマ情報の投稿禁止
デマ情報や不確かな情報の投稿はしないでください。
リツイートする際も、情報の出所が不確かな投稿を
リツイートするのは避けましょう。
関連 公式Twitterアカウント
災害に関する、市や国など、信頼のおける機関による
公式Twitterアカウントをまとめておきます。