2019年10月、台風19号により埼玉県内で
初めて大雨特別警報が発令されました。
川は決壊し、特別養護老人ホームが一時孤立。
警察や消防、自衛隊によってボートを使った
救助活動が行われたとニュースでも報じられています。
このとき、避難所で実際に困ったことの
情報を伺うことができたので、
書いておきますね。
避難所生活で困らないための、必須の持ち物
短期で避難所に逃げる際、次のものを
持って行った方が良いようです。
- 毛布
- 水
- 食料
600人強、収容可能となっている避難所に
準備されているのは、わずか50~100人分
でした。
駐車場問題
避難所として、学校施設が使われる
ことが多いかと思います。
しかし、学校には駐車場が少なく、
校庭も荒れるので車の受け入れは
あまりしてくれません。
荷物や高齢者、子供のことを考えると
徒歩が現実的でない場合も多いと思います。
避難所付近の駐車場状況を、事前に
確認しておくと安心ですね。
避難所周辺の大型商業施設の駐車場が
利用できるかどうか確認しておくのも
いいと思います。
町内の防災会がある場合には、そこに
問い合わせてみるとよいと思いますが、
地域によって活動が違うのが難しいところです。
ペットの受け入れ可否
ペットを飼っている方は必ず事前に
確認しておくことをお勧めします。
ペット不可の避難所に、ペットを
連れて非難すると、受け入れを拒否され、
入れてもらえません。
地域の防災活動の確認
お住いの地域(ここでは町内)の
防災活動を知っておきましょう。
先に書いた台風の時、町内の防災体制により
対応が大きく異なったようです。
実際には以下のような違いがありました。
川に面した2つの町には、
役所から防災無線を通じて、避難所の
開設状況が流れていました。
A町では防災会が設立されていたので、
会員が各戸に、どの避難所に避難するか
伝達していき、近隣住宅は全戸避難
したそうです。
その隣町B町には防災会がなく、
多くのうちが自宅に居続け、
後日役所に「避難の仕方がわからない」
と、クレームが上がったとのこと。
近隣2町は幸い何事もなかったですが、
川を挟んだ向こう側は川の決壊により水没。
ニュースのような惨事になりました。
防災会の運営まで行くと、個人の力では
難しいですが、その場合も避難所の確認
などはしておくとよいのではないでしょうか。
むすびに
今回の異例な大雨の時、貴重な情報源である
公共のWebサイトはアクセス過多でダウンしたそうです。
NHKのWebなどや専用アプリなど、
自身での情報入手元を確保しておくことを
お勧めします。
また、機会のある限り、防災活動への
参加をしていき、情報を仕入れていくと
よいのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。
おまけ わが町防災グッズ
私の住んでるところの防災倉庫には
こんなものが入っています。
地域で防災品の購入のご参考になれば。
(予算の関係でまだそろってないものもあります)