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【防災・救命】担架搬送の手順

2019年夏から秋は関東圏でも災害が多い年だなと感じています。

なかなか人って事前の準備ができないものだと思っているのですがいかがでしょうか。
(夏休みの宿題、早めに終わらせる人は少数派ですよね)

さらに緊急時にはパニックで頭も回らないもの。
なので、定期的な訓練はとても有効だと思います。

私の住む町では年に2回の防災訓練を実施しています。

そこで今回は組み立て担架を紹介しますので、参考にしていただけたら幸いです。

ご家庭に組み立て担架のあるうちは少ないと思います。
毛布担架の使い方も今度ご紹介するつもりですが、公民館などにある組み立て担架を今回は使う想定です。

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組み立て

はめるだけなので難しくないです。
気を付けるのは「手を挟まないように

パーツをばらして
はめ込むだけ
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担架の乗せ方

担架に乗せるとき、倒れている人(要救助者)を直接持ち上げようとすると、実際は7~8人くらいの人手が必要になります。
意識のない人を持ち上げるって、それくらい大変な作業なのです。
(寝ている子供は起きてる時より重く感じますよね)

なので、毛布を利用して持ち上げ、要救助者を乗せることにします。
これなら、女性でも4人いれば何とかなります。

毛布担架を使って担架に乗せる

まずは要救助者のわきに毛布を折り重ねて敷きます。
この時、折った先を倒れている人の方にするのがポイント。

要救助者を倒して、折りたたんだ毛布を下に滑り込ませます。

この時、要救助者が転がらないように立膝で受け止めるといいです

要救助者を反対側に倒して、毛布を引き抜きます。

反対側に倒して、折り重ねていた毛布を引き抜きます

要救助者をもとの姿勢に戻します。

この時毛布をきちんと伸ばします

毛布の橋を細巻きのようにくるくる巻いて持ち手をつくり、要救助者を運びます。
腰で持ち上げると救助者が腰を痛めるので、胸をそらすようにしましょう。

「いち、にのさんっ」と掛け声をかけ、頭の方から上げるのも忘れずに。

持つときは、要救助者の頭と太ももくらいです

最後は、掛け声をかけ、足の方から降ろしていきます。
降ろしたら、要救助者に毛布を掛けて体温が下がらないようにするといいですよ。

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担架の解体

写真撮り損ねました。失敗。

組み立て同様難しくはないのですが、かなりきつくはまっています。
要救助者を落としてしまわないように当たり前のことですが。

ですので、解体時には、反動でケガをしたり、手を挟んだりしないよう気をつけた方がいいですね。
軍手などあると安全かと思います。

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むすびに

正直言葉では伝わり切らないと思っています。
本当に、実体験してほしいです。

やはり人は重いです。
毛布担架で持ち上げるのはきついですし、そもそも毛布担架を作るのに、この日3回くらい繰り返してやっても手順を迷っています。

なんだかんだ、頭以上に身体を使って覚えるしかないものだと思います。
ここを読んでくださったあなたも、ぜひ体験、実践していただけたらと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。