答え
穴の中にふたが落ちないため
解説
円で一番距離が長いのは「直径」です。
対して、四角で一番長いのは「対角線」です。
ですので、マンホールが四角いと
「答え」イラストのように、ふたが下に
落っこちてしまうんですね。
下に人がいたとするとぞっとします。
このような理由で、マンホールのふたは
丸いんです。
そのほかの図形でも、知恵の輪のごとく、
向きを変えると中に落とすことができてしまいます。
ぜひお絵描きして試してみてください。
ちょっと豆知識
実は円以外にも、穴に落ちない形があります。
「ルーローの三角形」と呼ばれるものです。
辺に丸みがあって、例えると「三角おにぎり」に
似ています。
19世紀にドイツ人のフランツ・ルーローという人が
考え出したそうです。
正三角形の頂点を中心にして、一辺が
半径となる円をコンパスで3つ引いて結ぶと
できるのですが、タブレットでうまく書けなかった
のでごめんなさい。
興味があれば、検索するとすぐ出てきますよ。
むすびに
マンホールが丸い理由は他にもあるそうです。
- 角があると落とした時に壊れやすい(角が欠ける)
- 丸いほうが移動させるのに楽(転がせる)
など。
きっといろいろ試して、丸に行き着いたんですね。
先人の研究と成果には驚きます。
私たちもちょっとした工夫を考えると楽しいかも。
今日もありがとうございます。