Roland「ZenBeats」を触ってみた、第2回です。
先にお断りしておきます。
半分不具合レポートです。
では、早速行きます。今回はこんなあたりを
触ってみました。
Zenbeatsについて関連記事はこちらで書いています。
メニューを確認
まず、メニュー画面を見直したので先に
案内しておきます。
トップ画面からのメニュー
トップ画面左上、”三”線をタップすると、
メニューが出てきます。
ただ、時折メニューの一部がグレーアウト
されます。
条件、原因は謎です。
トップ画面およびこの後出てくる作曲画面の
「Help→Support」からサポートにメールを
出せます。
このサポートページは英語のみです。
やり取りも英語でお願いしますというのが、
日本のRolandサポートセンターの回答でした。
メーカーとのやり取りは、これが唯一だと
思われます。
(あとは、ZenBeatsのもともとの開発元OpenLabsのサポートサイトに直接?)
最後に挙動不審なのが、メニュー一部が
グレーアウトされているとき、「サポート」
が出てこないときがあります。
作曲画面からのメニュー
基本的には、メニューの内容は同一です。
曲作りに取り掛かってみよう
前回、「サポートセンターがない」という
話をしましたが、「オンラインマニュアル」
も見つからないんですよね。
唯一便りは、「レッスン」のみです。
と、いうことで、なめてかかっていたことを
反省して「レッスン」を受けます。
レッスンは順を追って親切な操作説明…かな
レッスンメニューはここから始まります。
素直に頭から始めます。
ちなみに、レッスン1~5まで、DAWを触った
ことのある人なら30分程度。
初めてDAWに触る方が一つずつ操作を
確認しても1時間程度です。
レッスン全画面をここで紹介するより、
触れてみた方がいいかなと思うので
(フリーAppだし)だいぶん端折ります。
内容的には、
- 基本的な操作説明
- 「トランスポート」という画面上部の全体コントロール部説明
- オーディオ・ループパターンの読み込み方
- オーディオファイルの読み込み方
- リズムの打ち込み方
となっています。
トランスポートの使い方
ループ・ブラウザの使い方
オーディオ・エディターの使い方
ビートを作成する
レッスン注意点!バグあり
矢印がずれずれです。
矢印の先をタップしても何も起きません。
少し左の”>”マークを指しているようです。
レッスンの矢印は、こんな感じで
「全てずれています」ので気を付けてください。
慣れればだいたい予測できますが
(こういうのを”慣れ”、”くせ”というのか?
違うと思うぞ)。
まだ無い章に説明があるようです
現状、レッスンは”5”までですが、7章で
説明する旨が出てきます。
アップデートで追加されるのでしょうか…
<10/12追記>
6以降のレッスンはRolandのサポートによると
課金後に現れるそうです。Q&Aはこちら。
まだ見ぬ謎な入力モード
今回レッスンで説明されたのは、
「ループをはめ込んでいく」スタイルの
作曲方法でした。
なんかね、Mobile Music Sequencer(YAMAHA)
ととても似た感じがします。
ですが、明らかににCubasisと同じような、
曲が左から右に流れていくタイプの画面も
用意されています。
DAWを触れたことのある方なら、自分が
触れていた方で作業の開始ができると思います。
が、連携方法があるのか分かりません。
再生中に切り替えると、流れていた曲が切れて
しまうので、Ableton Live のような使い方が
できるのかはまだ分かりません。
これは不具合かな?
右上「目玉」マークで、マスタートラックなど
の表示切替ができるのですが、おかしい気が
します。
むすびに
一くせも二くせもありますね。
そして、ネットにもまだ情報がない。
レッスンで説明されている範囲は、なかなか
親切で、DAWに初めて触る方でもわかると
思います。
しかし、それ以外の機能がなかなか直感的に
いかないです。
少しずつ「どのボタンで画面遷移するか」など
分かってきたので、作業できそうな気は
してきました。
ただ、先日Abilityをアップデートしたばかり
だし、期間中に1万円強。
キャンペーンが終わってしまうと1.5万円を
出せるかというと、厳しいですね。
他のPC用DAWは高価なので、
「音楽作成ってどんなだろう」とこれから
DAWに触れる方はやってみてもいいかも
しれません。
モバイル環境のDAW Appだけでお試しすると、
もっと安いんですが、PCと連携して、
拡張できる。
というのにかけてみるのはありかもしれません。
連携するだけなら、今の自分もできてはいます。
なので、ここは難しいところですね。
チープなシーケンサーで、かっこいい曲作る方は
多くいらっしゃいます。
やはり、Appとの出会いも「縁」なのかも
しれません。
多分一番大きな魅力は「Roland Cloudとの
連携」なんだと思うのですが、こちらもまだ
成長途中に感じます。
ZenBeats、これから大きな可能性は秘めて
いそうですが、やはりいきなり移行は難しいな
と感じるAppです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
Zenbeatsについて関連記事はこちらで書いています。