(※9/24 全環境、日本語対応していることを確認しました)
2019年9月18日にRolandから「ZenBeats」という名の
DAWがリリースされました。
今日は、新DAWをとりあえず触ってみた感じをお伝え
してみたいと思います。
ひとまずメーカーサイトです。
相変わらずRolandのサイトはスタイリッシュです。
また、DTM情報ならここ。
という感じで、「藤本健の “DTMステーション”」
の記事も見てみましょう。
なんかとってもすごそうです。
まずは無料で遊べるということで、早速触れてみました。
環境は、一番使いずらそうな「iPhone」でトライです。
もう少し触って分かったことなどはこちらで書いています。
先に感想
今のところちょっと残念です。
導入部分
オープニング画面はとてもカッコいいです。
Rolandの「Back stage」にサインインして使うようですね。
アカウントのない方は無料なので作っておきましょう。
私は製品の登録時にアカウントを作ったので、それで
Sign inします。
かっこよさげだけど分かりづらい
さてさて、先に進みたいと思います。
サインインすると、メニューが出てきます。
一番右の「レッスン」に行くのが正しいでしょうが、
DAWなんて触ればわかるさ。
と、「New Song」を選びました。
(9/24追記)先に、ZenBeats、iPhone/iPad版も日本語対応していました。
PC版はデフォルト日本語でスタートしますが、iPhone/iPad版は、メニュー画面で「日本語」に変更できます。
最初はよさ気
最初に開くのが、このパッド画面だと思います。
たたけば音が鳴ります。
それはわかりますよ~
右上の下矢印(”>”の下向き)を押してみると…
リズム入力画面ですね。
なるほど。
そろそろわかりずらくなります
じゃあ、さっきのパッドに戻ろうかと思って、バッテン”x”の
左のボタンを押してみると…
ピアノロール風になっちゃったよ⁉
データは最初から入っていたわけではないのですが、
元に戻ろうと中央の”<”、”>”を押してみたところ
こうなりました。
リズムパターンを呼び出したようです。
設定画面を見て、嫌なにおいがしてきます
いきなり画面遷移で躓いたので、気分転換に設定画面を除きます。
一番の目当てはMIDIデータのアウトプット。
KORGのGadget 2もMIDIデータを出力できなかった
気がするんです。
その理由でPCの他者DAWと連携できず、あまり使えてない
記憶なので。
あれ?英語表記だ!
と、DAWをよく使う人は海外製品が多いので、気に
ならないかもしれませんが、ここまで英語オンリーの
設定画面も珍しくないですか?
ちょっと、嫌なにおいを感じ始めました。
ふーん…
ん?何語??
パラメータの設定値が分かりません。
大丈夫、このアプリ?
一番下の「Plugins」は課金機能なのでまだ見れません。
一部変な文字はありましたが、設定の意味はだいたいわかります。
でも
これから音楽を始めたい初心者も、名だたるプロデューサーも—Zenbeatsなら音楽制作を誰でも気軽に楽しめます。
Zenbeats 公式サイト
というサイトのアピールは疑わしい。
というより、何のパラメータか、翻訳できるものは
するべきでしょう。
ここで思い至ります。
このアプリ、海外OEM製品だ…
Zenbeatsは自社開発ではなく、米ベンチャーOpen Labsの買収により製品化した。ローランド傘下となったOpen LabsはクロスプラットフォームDAWのStagelightを長年提供してきたが、これを新製品のZenbeatsに移行する。
ITmedia NEWS より
そして、MIDI関連の情報は、外部MIDI機器が使える
ということですね。
その部分は大切なので、見たかいはありました。
海外製でも快適に動けば問題なし
ということで、気を取り直して、すなおに「レッスン」を
受けてみます。
1ページ目は「始めますよ~」的なものなので、
2ページ目なのですが…
矢印のところを触っても何も起きない…
進まないんですけど^^;
レッスンここで断念。
(あとで、その左部分をタッチすればよかったとわかりました)
データのインポート・エクスポートも確認
最後に使えるデータ関連だけ確認しました。
今度こそMIDIについて分かるといいなぁ。
データの保存(Save)・読み込み(Load)
ドバっと保存画面とパラメータを貼りますね。
Song Typeはスタンダードとテンプレートとあり、違いはまだ
分かりません。
(たぶん流用できるかですよね)
ただ、なんか、ファイル形式とかはなく、独自形式っぽいですね。
保存先は”One Drive”、”Google Drive”、自端末みたい。
DropBoxがないのは自分には痛いです。
読み込みはメニューにありました。
エクスポート
シェアボタンでエクスポートできます。
選択肢は3つです。
「Create Mix」を選ぶと、3種類の拡張子で保存できそうです。
Stemsも拡張子の選択肢は同じでした。
「Transfer Song」は
bluetooth経由かな?
iPadとつないでみればよかったですね。
ごめんなさい。
ということで、MIDI出力はなさそうでしたね。
インポートは未検証
まだ試せていません。
公式が「たいてい何でも読めるよ」的に言ってるんで、
ファイルから見れるところにあれば読めると思ってます。
ただ、私にとって、DropBoxが使えないのが痛い。
大抵のデータがDropBoxにあるよ…
しかも、OneDrive対応のiOS DAWは知らないです。
Roland サポートセンターは対応してくれない
本記事内に載せた表示の不具合のほかにも、いくつかの
表示不具合を見つけてます。
(マスタートラックの表示切替に不具合があるなど)
そのため、Rolandのサポートセンターにバグレポートしようと
連絡したところ、
- 無償版はサポート適用外
- 有償版は海外の制作会社(Open Labs)に英語で問合せ
しろとのことでした。
バグレポートもそちらに直接お願いしますと言われました。
そのうえ、Open Labs連絡先が分からない…
頼むよRolandさん。
ブランドイメージ落としますよ。
まとめに
曲作るとか以前で体力使い果たしました。
DAWはそれぞれ癖があるのは心得ているつもりでしたが、
KORGのGadget 2同様、閉鎖的すぎると使いづらいんですよね。
ZenBeatsオンリー、またはDAWだけで曲を完成させる
ならいいのかもしれませんが、せめて”.mid”ファイル
作れないと、譜面起こしたりできないんですよ。
私にとって、そこは致命的。
そんな機能いらないよって方もたくさんいらっしゃると思います。
そこは、おのおのの使い方ですね。
道具ですから。
ワクワクを返せっ!といいたいですが、もっといじったら
楽しくなるかもしれないので、もう少しいじってみます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
もう少し触って分かったことなどはこちらで書いています。