あと1週間足らずで夏休みも終わってしまいますね。
「宿題が終わっていない!!」と焦っている子も
多いのではないでしょうか。
最後に残って困る宿題の一つ、
「絵日記」をこれからきちんと
終わらせる方法をお伝えしたいと思います。
これにはお父さん、お母さんの協力が
必要になります。
ぜひ一緒に取り組んでみてください。
本題に入る前に、よく残る宿題、
「読書感想文」と「理科の自由研究」
の攻略法はこちらになります。
毎日つける場合でも「何もなかった」とは書かなくて済む
絵日記は「日記」ですからね。
本来は毎日コツコツとこなしていく宿題です。
家族で旅行に行ったり、友達とプールに行ったり。
そんな日は、絵日記もすいすいかけると思います。
しかし、毎日イベントがあるわけではありません。
やっぱり、なんでもない日の中に、
時々イベントがあるから、特別感があるわけです。
では、イベントがない日には何を書けばいいのか?
結論から言うと、その日やった宿題を書けばいいんです。
算数ドリルを3ページすすめた。
読書感想文の本を20ページ読んだ。
他にも、自由研究のしらべ物を
インターネットで検索した。
(そして、脱線して観た動画が面白かった)
そんなことを書いていくといいんです。
夏休みの計画と絡めて予実管理にすると書けないわけがない
夏休みの最初に、宿題をいつまでに終わらせるか、
一日に何時間勉強するか、計画を立てると思います。
これを合わせて書くと、さらに行数を増やせます。
ここら辺から、お父さん、お母さんの協力が必要です。
「今日はドリルを5ページやるつもりだったが、
実際には3ページだった」
「今日は本を10ページ読む予定だったけど、
20ページも進んだ」
予定に対して、実際どうだったのかと
比較して書いていきます。
大人の方は「あれ?」と思った方も
いらっしゃると思います。
お仕事でやっている予実管理そのものです。
多くの職場で日報や週報を記述していると思います。
それを子供の日常に落とし込んでみれば、
書くことがない日なんてないんです。
ここは、塾の先生なんかに頼らず、
お父さん、お母さんがぜひ教えてあげてください。
達成できなかったら、その理由を書くように
「今日はドリルを5ページやるつもりだったが、
実際には3ページだった」
こんな日もあるでしょう。
でも、自分を責める必要はないですよ。
お父さん、お母さんも
「なんでやってないんだ」
と怒るのはやめましょう。
ここで書くのは、理由。
ついで、その感想を書くとすらすら書けます。
「今日はドリルを5ページやるつもりだった。
でも、甲子園の試合を見るのに夢中で
実際すすめたのは3ページだった。
甲子園では、打撃戦で、ホームランが5本も
飛び出した。6回表のホームランは内角の
厳しいボールだったが、よくスタンドまで届いたと
驚いた。
8回裏の逆転の時は、応援の声が一段と
大きくなっていて、最高の盛り上がりだった」
例えばこんな感じです。
これなら、我が家のような共働きのうちでも、
子供が何をしていたか、何に興味を持って
いるかのわかる、素敵な日記になるのではないでしょうか。
【本題】たまった絵日記を後から書く方法
遅くなりましたが、本題です。
夏休み残り一週間で、空白の多い絵日記、
見るだけでうんざりすると思います。
でも、予実管理の考え方をすれば簡単に埋まります。
夏休みの最初に作った計画表を出してください。
そして、絵日記の空白の日に
「だいたいどれくらい終わっていたか」
を思い出してください。
ドリルは前倒しで進んでいたけど、
自由研究はテーマに悩んで進んでなかったな。
など、ぼんやりかもしれないですが、
覚えていると思います。
そうしたら、前の項と同様に、
- どうして進んでいたのか
- どうして遅れていたのか
を書きます。
これだけでもそこそこ十分ですが、
進んでいたなら、どうして頑張れたのか、
遅れなら、(例えば)ゲームのハイスコアを
どれだけ伸ばせたのかを書けばいいんです。
夏休みの宿題が終わらなくても人生それほど変わらない
宿題をやらなくていいというつもりは
ないのですが、宿題をやらなかったから
と言って、突然死んでしまうこともあません。
むすびに
夏休みの宿題って、普段取り組めない内容に、
時間をかけてじっくり向き合うという意味もあります。
でも、それ以上に、大人になって役立つ習慣や
考え方を身に着けるいい機会でもあると思います。
しんどいし面倒なのは同感ですが…
ちょっととらえ方を変えて、取り組んでみると、
すこしだけ、苦痛が減るかもしれませんよ。
なにより、できたことをメモしていったり、
やったことを線で消していく作業は案外楽しいです。
他の宿題の予実管理をしながら、絵日記が終わる
なんて、素敵じゃないですか?
自分も昔は苦労したなぁ。
と、懐かしいあの頃に、ありがとうございます。