これからバンドでベースを弾くぜ!
と、胸躍らせてベースを始めたあなた。
だんだん小物が気になってきませんかw
始めの段階で必要になる小物の一つで、
「シールド」があります。
今日はシールドの大切さをお話ししたいと思います。
シールドで音が変わる
エレキベースは弦の振動(音)をピックアップで拾って、
シールドで伝えます。
シールドは、この、電気信号となった音が通る道なので、
通りやすさなどで音が変わっていくのです。
筒に粘土を押し込んで、向こう側に押し出すことを考えてみてください。
内側がつるっとしていれば、スムーズに通るでしょう。
ざらざらしていると、粘土がこびりついて
しまうかもしれません。
このような筒の違い、つまりシールドの違いで
「音が変わる」と言われているのです。
なんでシールドを優先するのか
下の図を見てください。
ほとんどのライブハウスでの、ベースの配線です。
エフェクターは省略していますが、ベーシストの音は、
ギターのようにアンプの音をマイクで拾うのではなく、
DIを通して、コンソールに直接入っていくのです。
つまり、いくらアンプでサウンドメイクしても
その効果は薄いことになります。
(無駄ってことではないですよ)
なので、「いかにDIまでで音を整えるか」
が大切になってくるんですね。
ギターに比べると、エフェクターの
必要性も少なく、実際、利用頻度も少ないベース。
楽器のほかに音に影響する部分に目を向けると、
シールドの占める比率はとても大きいのです。
おすすめシールド
シールドを紹介しているサイトはたくさんあり、
結局かぶってしまいますが、好みで3つご紹介します。
書き添えると、ライブでも家でも共用できる
5mを基準としています。
CANARE(カナレ) G-05
コスパ最強のシールドです。
プロの愛用者も多く、ギターはX japanのPATAが
CANAREのシールドを使っていたはず。
私は、楽器店ですすめられ、最初に買ったシールドでした。
Monster Cable(モンスターケーブル) BASS2-12
最近まで使用していたのがこれです。
中低音が太く、ズバリ好みの音です。
楽器そのものの音かといわれると違うと思いますが、
コンプやプリアンプを通したみたいに太い音になります。
音が好みなのに加え、丈夫なのも高評価です。
消耗品とはいえ、最初に買ったものは、
かれこれ15年くらいは使ってます。
PROVIDENCE(プロヴィデンス) H207
比較的、真っすぐ、すっきりな音だと感じています。
モンスターケーブル試して、「低音強すぎるな~」と
思ったら、使ってみるとよいと思います。
もともとはパッチケーブルが有名なブランドで、
私はそちらが気に入り、シールドも購入しました。
DTMでギターをつなぐときは、モンスターケーブルでは
なく、こちらを使っています。
むすびに
超有名、ド定番の「Belden(ベルデン) 8412」をきちんと
使ったことが無かったりします。
もぐりですw
楽器店の試奏で、「モンスターケーブル」が
どツボ過ぎたので、ベルデンを選びませんでした。
最近、ベルデン欲しいかも。
と思っています。
正確には、できるだけハイファイなシールドが欲しいです。
今まではロック中心の演奏だったので、
モンスターケーブルがドンピシャだったのですが、
演奏したい曲の好みの変化とともに、
求めるシールドも変わっています。
ベーシストにとってのシールドは、
それくらい音作りに影響します。
ぜひ、あなた好みの1本を探してみてください。
楽しいベーシストライフに、ありがとうございます。
追伸
カナレL-4E6Sとノイトリックのプラグに落ちつきました。
国内、ひいては世界標準強しです。
ものすごくフラットなので、
アンプ直だとすごくきれいな音。
エフェクターのノリもいいです。
EMGのピックアップ使ったら、
エフェクターノリ最強では?w
ベースエフェクターやその他ヲタクな記事を
こちらでまとめています。