日々の生活で「疲れたな」って思うとき、ありませんか?
そんな時、あなたの「癒し」はなんでしょうか。
私は『ARIA』というアニメを見ることで「癒し」を得ています。
今日は、そんな『ARIA』をご紹介していきます。
その ARIAのあらすじを…
惑星改造によって生まれ変わった水の星「アクア」。
『ARIA The ANIMATION』公式サイトより
その観光都市ネオ・ヴェネツィアを舞台に、
ウンディーネ(水先案内人)を夢みてマンホーム(地球)からやってきた15歳の少女、
水無灯里を主人公に優しくてちょっぴり切ない物語が広がります。
テラフォーミングにより火星は人が住めるようになりました。
「アクア」と呼ばれるその星の、観光都市「ネオ・ヴェネツィア」がお話の舞台です。
ネオ・ヴェネチアは水に沈んだ地球のヴェネチアを移設、再現して作られています。
また、日本人の入植地が近接していたことにより、日本文化の影響も受けています。
そんなネオ・ヴェネチアを舞台に、ゴンドラに乗って観光客を導くのがウンディーネ(水先案内人)と呼ばれる職業です。
この物語は、一人前のウンディーネ(プリマウンディーネ)を目指す灯里(あかり)と藍華(あいか)、アリスの3人がネオ・ベネツィアで過ごす日々をそっと切り取って描いたような作品です。
その ARIAの略歴は…
ARIAは天野こずえさんのコミックから始まります。
2001年 初めは『AQUA』というタイトルでスタートされました。
2002年 出版社が都合で変わり、タイトルが『ARIA』に変わります。
コミックは『AQUA』と併せて全14巻
2005年 『ARIA The ANIMATION』が放送されます。
2006年 『ARIA The NATURAL』が放送。
2007年 『ARIA The OVA 〜ARIETTA〜』
”The ANIMATION”の時間的に前のストーリーがOVAで発売されます。
2008年 『ARIA The ORIGINATION』が放送。
2015~2016年 『ARIA The AVVENIRE』
”The ANIMATION”放送から10周年を記念したイベントの一部として、”The ORIGINATION”のその後のお話が、オリジナルストーリーで上映されます。
以降「ARIA カフェ」「ARIA クルーズ」など、2019年時点でもイベントが行われています
その ARIAの癒しポイントは…
一言でいうと、『ゆっくりとした時間の流れ』でしょう。
物事に、
- 一つ一つていねいに向き合い
- 追われることなくじっくりと取り組み
- 周りもあせらせずずっと待ち
ます。
締切と人間関係につかれる私やあなたには、きっとうらやましく思うことでしょう。
また、登場人物が温かいです。
優しさや気遣いに、まったく押しつけがましさを感じません。
見ていて、人のやさしさに”うるっ”と来る時があります。
そして素晴らしいのが、ただ優しいだけではないところ。
主人公の灯里(と灯里を取り巻く人物)が、悩んだり、努力して成長していく姿に、
「明日もがんばろうかな」
と力をもらうことができます。
おっと、アリア社長の存在も忘れてはいけません。
おまけではない付記です。
『ARIA』は作中音楽も素晴らしいです。
アニメ全編、Choro ClubというグループとSenoo(妹尾 武)さんが担当しています。(クレジットは”Choro Club feat.Senoo”)
バンドリン、アコースティックギター、コントラバス編成プラスピアノで、優しく、小気味よい旋律が奏でられます。
これが映像と重なり、何とも言えない安らぎを与えてくれます。
TVアニメのON AIR 当時は、深夜での放送だったのですが、仕事から帰ってぐったりしているところを何度救われたかわかりません。
むすびに
サウンドトラックは、毎晩寝るときにかけています。
そして、「ARIAがみたいな~」と思っている今、疲れているときの兆候なので気を付けたいと思います。
素敵な作品なので、癒しを共有できたらいいなと思います。
いつも支えてくださるあなたに、ありがとうございます。