Disclosure:
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どんなジャンルでも必要とされるベース

ベースって楽器をご存知ですか?
ベースは音楽のアンサンブルの中で、最も低い音を担当する弦楽器です。
ギターの音、ヴァイオリンの音は分かるけど、ベースの音は分からない。
そんなあなたに、今日はベースの魅力をお伝えしたいと思います。

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ベースはざっくり3種類あります

まず初めに、一言でベースといっても、実は3種類あるのでご紹介します。

コントラバス

ヴァイオリンのお化けみたいなあれです。
ヴァイオリンの大きさが約60cmなのに対し、コントラバスは約170 – 200cmもあります。
だいたい3倍の大きさですね。

余談ですが、ヴァイオリンとコントラバスは生まれが違います。
そのため、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロは”ヴァイオリン属”に属しますが、コントラバスは”ガンバ属”に属します。

コントラバスは弓を用いて演奏するので”擦弦(さつげん)楽器”に分けられます。

「ダブルベース」「ストリングベース」「ウッドベース」「弦バス」などという言い方がありますが、全て「コントラバス」のことを指しています。
どの呼び方が正しいということはなく、管弦楽、Jazz、吹奏楽などジャンルによって呼び方が違うようです。

また余談ですが、「弦バス」と呼ぶのは吹奏楽です。吹奏楽で「ベース」はチューバのことを指したりするので、区別してのことだそうです。

呼称がおお多いのは、コントラバスが多くの場面で活躍しているからですね。

オーケストラの写真 居並ぶコントラバスは圧巻

エレクトリックベース

「エレキベース」または、ただ「ベース」と呼ばれるのがこの楽器です。
「ベース」と言われて、あなたもこの楽器を思い浮かべたのではないでしょうか。

バンドで、首からたすき掛けをしている楽器。
ギターとどっちだか見分けがつかないけど、少し大きく、ネックがすらりと長く、弦が少ないほうがベースです。

演奏方法は、指やピックを用いて弦をはじく”撥弦(はつげん)楽器”になります。

JazzやRock、Pop’sなど、幅広いジャンルで活躍しています。

ベースと言われるとこれを連想しますよね

ベースシンセサイザー

クラブシーンで「ベース」というと、ベースシンセサイザーのことを指します。

「シンセベース」とも言われ、一般的にはベースパートを担当する音色やシンセサイザーの事を指します。

鍵盤があり、キーボードのような形状のものや、ツマミだけのベースシンセサイザーもあります。シーケンサーと言う、演奏内容を機械的に記録したもの(紙でいうところの譜面)を使って、自動演奏を行う装置のついたベースシンセサイザーもあります。

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まずはベースの歴史をちょっとだけ

ここで、ベースの歴史について、少しお話します。

コントラバスは、もともと「ヴィオラ・ダ・ガンバ」という楽器の最低音を受け持つ「ヴィオローネ」から派生したといわれています。

ヴィオローネという楽器は16世紀ごろにヨーロッパで用いられていました。このヴィオローネが次第に形を変えていき、20世紀初頭には現在のコントラバスの形になります。

コントラバスは音楽のジャンルを問わず必要とされてきますが、時代が移り、エレキギターなどが生まれるころに大きく姿を変えます。
アンプという音の増幅装置の普及により、コントラバスの生の音では音量が足りなくなったのです。

1951年にエレキギターで有名なフェンダー社から「プレシジョンベース」が発売されます。
Pick Upと呼ばれる収音装置がつけられ、今までの縦型に構えていたのが、ギターと同じ横型に構えるようになります。

これを機に、アメリカから世界にエレキベースが広まっていきました。

ベースシンセサイザーは、シンセサイザーの歴史から始まります。
それは、回をあらためさせていただきます。

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ベースはこんな仕事をしています

  • 最低音を奏で、アンサンブルを支えます。
  • ドラムとともに感(乗り・グルーブ)を出します。
  • 他の低音楽器とともに、または時に単独で主旋律(メロディー)を弾きます。
  • ピアノなどの伴奏を伴い、独奏もします(独奏曲もあります)。
  • ベース用に書かれた協奏曲もあります。
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ベースの活躍するジャンル

ベースの入り込めないジャンルを探すほうが難しいと思います。
少なくとも以下のジャンルにはベースパートがあります。

  • 管弦楽
  • 吹奏楽
  • マンドリンオーケストラ
  • Jazz
  • Rock、メタル、これより激しいやつ。
  • Pop’s
  • EDM、ダンスミュージック

また、民族楽器とのコラボレーションなどで、通奏低音(土台を支える低いサウンド)が必要な場合、3種類のベースのうちだれかは対応できます。

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ひろぽんのベーシスト活動

おかげさまで、いろいろなところでベースを弾く機会をいただいています。
そんなお世話になっている活動をちょこっと紹介させていただきます。

現在使用している機材はこちらにまとめています。

コントラバス

マンドリン・オーケストラで演奏させていただいています。

演奏中でもカメラ目線(笑)

新座マンドリンクラブという、アマチュア団体です。
月2回の練習と、年1回定期演奏会。それと、公民館や養護施設での依頼演奏を行っています。

エレクトリックベース

現在活動中のバンドなどはありませんが、以前はライブをしていました。

”Lip gross”というバンドではバンマスをやらせていただきました。
その他、お誘いいただき複数のバンドで演奏させていただきました。

Lip grossでの演奏風景

またやりたいです。

ベースシンセサイザー

創作活動で使用中です。思い付きのメモやノリで作成したものはSound Cloudにて配信しています。

中段左のタッチパネルがRoland ”TB-3”というベースシンセサイザー
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むすびに

私が演奏する楽器にベースを選んだのは、「どこにでも顔を出せる、誰とでも繋がれる」と思ったからでした。
始めてから分かったのは、「思ったより、顔が広い」ということ。

ベースを弾くようになると、自然と耳がベースに行きます。
すると、どこそこにもベースサウンドが!!

また、他のベーシストさんと繋がると、「ベースでこんな使い方(音の出し方)もあるんだ!!」という発見と驚きがありました。

まだまだ底の見えない懐の深さを持つベースの世界。
これからも楽しんでいきたいと思います。

今日もありがとうございます。